2012年11月20日(木)
「神様に頼る」
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「遠方の親族が入院したんです。
病状も思わしくなく、世話をするにも、全く思うように
できず、短期間で済むと思っていたら、長くなるし、
様々な事柄が、すべて自分の思いと正反対の方向
に向かって行く。
祈って行ったのに、一体これはどういう事なんだろうと。
時間的、体力的、距離的にも、自分にはどうする事も
できず、ほんとに全く何も出来ない、お手上げ状態で、
『神様、私は何もできません。神様がなさって下さい』
と祈った。
すると、結果的に遠方ながら、入院時と退院時に行く
事ができて、世話をする事ができ、細々とした事も
すべて驚くほどうまい具合いに導かれたんです。
何より、委ねた時に、不思議に病状が落ち着いて行
ったんです。
自分が真に何も出来ない時に、神様が働かれると
いう事を、初めて見せられ、経験しました。その事が
一番の祝福でした。
そのために、思うようにならない状況に導かれたと思い
ます。
何一つ出来ない、全くできない事って、幸いなんですね」
「神様に頼ることを教えらます。
親の介護に通ってるんですが、それが祈って行く日と
バタバタして祈らないで、慌てて行く日と、もう全然違
うんです。
祈って行った日は、親が不満や愚痴を口にしても、
こちらの気持ちに余裕があって、うまく受け止められ
るんです。
それが祈り無しに行った日は、もうダメ。こちらがイライラ
してしまって、説教口調になって、ますます相手は反発
して不満を募らせる。
こちらもしんどくなり、受け止められず、つききつい言葉が
出てしまう。
何だか、自己嫌悪になって、暗たんたる気持ちで帰る
んです。あー、祈って無かったと気づく。
神様から離れては何もできないことを、教えて下さって
いるんでしょうね。感謝です!」
『人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまって
いるなら、そういう人は多くの実を結びます。
わたしを離れては、あなたがたは何もすることができない
からです』ヨハネ15:5
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