2015年02月19日(木)
  「主の平安」

前述のBさん、もう一つその前に大試練が
あった。

ワーワー泣きながら、大泣きの国際電話
がかかった。
家族から、実父さんがもう危ないとの知ら
せが入った。まだ救われていないから祈って
欲しい。まだ福音も語れていない。
すぐ帰ると。

そんな危急の時に、ご主人から何と離婚
したいと切り出された。何の予兆もなく、
突然の申し出。全くの晴天のへきれき。

「はあ?え??何??」聞いていてもわけ
がわからない。

きっとご主人は以前からよく考えての事
で、もう変わらない、意志を感じると。

突然の二重の大試練。
とにかくまず実父さんに証しをし、神様
を伝えなければ・・。
涙ながらに、祈りに、祈りながら、帰国したと。
もう祈りは、うめきだったと。

病院で、1週間、お父さんのそばに張り付
いて、看護した。お父さんは幸い危篤は
一旦落ち着き、良くはないが、小康状態に
なった。

父と娘の交わりが初めてできたと。こんな
に話したのは初めてと。
小さい時のことを、ああだったね、こうだった
ねと、笑いながら思い出を語り、暖かい交流
が与えられた。

Bさんから電話が入るが、平安そうな声と
様子に驚いた。「それが平安なんです」
人生最大の胸が張り裂けそうな試練の状況で。

神様は御言葉の通りに、どんな悲惨な状況
の中でも、「主の平安」を与えられる。
目の当たりに見せられ、皆で祈りの答えに
感謝した。

今際の際に、お父さんに福音を語れた。お父
さんは心開いて聞いてくれた。
種は蒔かれたので、平安に神様にお委ねできた。

その後、離婚に至ったが、心身、生活・・
驚くばかりに守られた。


苦しく、辛い、悲惨な状況のまっただ中での
「主の平安」「御翼の陰」
これが与えられていることの、恵み!!!