2015年03月18日(水)
  「向こう岸へ渡ろう」

イエス様が、「さあ、向こう岸に渡ろう」と言われ、
夕方に、弟子たちは舟をこぎ出した。

湖に、舟をこぎ出すと、途上で大嵐に会った。
いつも嵐にも慣れているベテラン漁師たちが、
死ぬかも知れないと思うほどの、特別な嵐だった。

舟はどんどん水が入り、必死で水をかき出し
ていた。浸水し、転覆してしまう。

「向こう岸に渡ろう」との、御心に従わずに
岸にとどまっていれば、嵐に会わなかった。

御心に従ったゆえに、嵐に会った。

よく、御心に従って、試練に遭遇する。

Aさんも「御心に従ったなら、万事順調、
何の問題もなく、順風満帆で、幸せになると、何と
なく、思い込んでいました。

御心をはずれたら、祝福からそれるのは
わかるが、御心に従うことは祝福で、
その祝福=順風で問題の無いこと、平穏無事
と勘違いしていて。

ところが、御心に従った途端、もう次から次
へと、これでもかこれでもかと、試練が来て。

最初、「何で?何で?」御心を間違ったのか
と思うが、でも、祈って与えられたものと確信
があるし。

神様の視点は、自分の思いとは正反対で、
自分に試練を与え、固い強固な自我を
砕くこと、そして、神様に拠り頼む者に
造り変えようとして下さることだったんだと。

もう次々と辛い苦しいことの連続で、でも
一つも無駄はなく、通るべき、自分に必要
な道だったと、わかります。

苦しみの中で、沢山のことを学ばせられ
心から感謝できます。」

向こう岸へ渡れたね。


“苦しみに会ったことは、私にとってしあわせ
でした。
私はそれであなたのおきてを学びました”
詩編119:71