2017年07月07日(金)
  「ありのままの祈り」

何やかやと話していたら、

職場で、様々な対人関係があり、悪口、噂話は
飛び交い、困難を極めますねえ。

聞き役で、ただ「ふ〜ん、ふ〜ん」と聞いていても、翌日
には、「○○さんも言っていた」と、同意した事になって
いて。もうびっくり。恐ろしいです。

全然同意などしていないのに。
悪口を言う気も、噂話をする気も無い。
ほんとに難しいですねえ。

との話になり・・

かつて施設にいた高齢のAさん「もう悪口と噂話だけ
なんです。ひどいものです。派閥もあって、大変な
世界です。

悪口と噂話の中には、いっさい入りたくないので、
自分は本を読んだり、絵画の本を見たりしながら
過ごしています」。

Bさん「そんな複雑な対人関係の中で、いろいろあって
どうしても人を憎んでしまって、『憎まないように』と
ずっと祈ってるが、全然聞かれない。
幾ら祈っても聞かれない」

「あ、それ、『憎まないように』でなくて、『憎んでいます』
とまず認めないと、前に進まない。

だって今、現に憎んでいるのに、『憎まないように』って、矛盾
していて、意味をなさない。
本当の部分、本音が出て来ない、正直な祈りでないし、形
だけの祈りにすぎない」

「ほんとにそうだ。『憎まないように』って言っても、今
憎んでる。そのままの気持ちを祈って行きます!」

Cさん「私も最初は、ちゃちこばった、きれい事の祈りを
ずっとしていた。
でも、聞かれないし、自分は変わらないし、平安もなかった。

それが、ありのままの祈りをし出してから、思い煩いが消えて
心に喜びが来て、平安を経験するように変えられた。

毎日がすごく平安で、感謝で、感謝でならない。
『神様、しんどいです』
『これ、したらいいだろうけど、今、したくないです』
『外側繕ってるが、あの人嫌いです』
『腹が立って、憎しみが来ます』

何でも、神様に祈って行く時、ありのまま受け入れられて
いる実感が来ます(^^)」