2018年02月07日(水)
  「自分が羊飼いに」

「主は私の羊飼い。
  私は、乏しいことがありません」詩篇23:1


ダビデは、主が自分の羊飼いで、自分には
何も欠けることが無いと言った。

英語では、I shall not want.。欠けが無い。

そして、I have everything I need.
必要は、すべて、何もかも与えられると。

羊は近視眼で、身体も弱く、狼に対して徹底無力だ。
しかし、羊飼いがいて、水のある沢に連れて行ってくれ、
食べ物のために、牧草へと導いてくれる。

羊飼いが、羊の体調をいつも注意深く見て、ケアをして
くれる。狼に対して、身を挺して守ってくれる。

私たちは羊で、羊飼いがいつも愛し、慈しみ、心配し
世話をしてくれる。

私たちには羊飼いがいる事を、よく忘れて、自分が
羊飼いになってしまう。

自分が羊飼いになり、事が起きると、あらゆる思い煩いに
ふさぎ込み、心配で夜も眠れず、食欲も減退。
不安と恐れで落ち込み、周囲にも害毒を流してしまう。


「私たちに突如の、想定外の事態が起きた時、あなたの
主人は、誰になっていますか」とあった。


皆が、「あ!自分が羊飼いになっている!!」と言った。


「丁度一昨日、親の介護に出かけたのですが、自分が
羊飼いになってました!!
ついイライラしてしまって、介護が自分の肩にずっしり
のしかかり、重いものになってました」


「家事で、自分が羊飼いになっていました。重荷でしんどく
なっていて、身体もきついし、辛くなっていて。
自分が、自分が、と自分の肩にかかっていました。
気づけて良かった」

「子供の心配事が起きて。自分も一緒に悩んで、何とか
助け出してやりたいばかりで、神様が飛んで、自分が、
自分が、になってました。
だから、思い煩いと不安で心が重苦しくなっていて」

「私も親の介護で、将来のこと、先のことを思うと、思い
煩ってしまい、羊飼いになってました」


羊であるとは、何と安堵なことでしょうか。

羊飼いが、絶えず平安の場所へと導いて下さり、
全お世話を担って下さり、常に愛と慈しみのまなざしが
注がれていて、本当に幸せなことです(*^_^*)