2019年08月15日(木)
  「台風」

台風一過、
超大型と言われ、直撃予想で、去年の水害もあり、かなり警戒
したが、風雨共にほとんど強くなく、普段の雨ぐらいで、不思議な
台風だった。

30数年前の事を思い出した。
当時、夏休みに子供たちのテントキャンプを毎年行なっていた。
4〜50名の子供たちと、スタッフお手伝いも入れると60名ほど
の大所帯。

テントを8つ9つと張り、いつも午後に着いて、陽が落ちるまでテント
張りをしていた。
その間、子供たちはメッセージや、聖書ワークブック、ゲームや工作
川遊び、お手伝い方が食事作り。

そんな1泊2日分の夕食、朝食、昼食分の食材を予め購入する。
5−60人分は、大変な量となる。

ある年に、キャンプ前日に何と台風がやって来た。
翌日出発という前の日、大変な暴風雨。
打ち付ける台風の大雨は、止む気配無く、夕方になり、夜になって
も降り続けている。
テントキャンプなので、豪雨の中は不可能だ。

スタフゥが心配して、教会にかけつけた。
「祈りに来ました!」
どしゃ降り、ひどい豪雨の中、ひたすら心合わせて祈る。

「明日がキャンプであること、ご存じです。また、この台風がこの日
に来ることもご存じで、御心です。
すべてが全知全能の主の御手の中です。エリヤの神様、明日、
雨が止めて下さい」

祈りを献げたスタッフは、大雨の中を帰って行った。

“イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられた
からである”ヨハネ6:6

教会の皆も、祈りに祈ってくれて、祈りつつウトウトとし、早い
時間に、ふと目が覚めると、何と、太陽が輝いていた。

雨はきれいに止み、晴れ渡り、無事に1泊2日のキャンプを御手に
守られて終えた。

2日目、テントをすべてたたみ、きれいに掃除し、ごみを集め、
何もかも車に積み込み、さあ、皆で帰ろうとした時に、

再び、雨が降って来た!

こんな事があるのかという、不思議な、不思議な主の愛のみわざを
見せられた。