2003年10月24日(金)
「気持ち」
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婦人会で、登校拒否の学びをした。
一人の長く登校拒否に関わった、クリスチャン
の体験の本をベースに語り合った。
・・著者は、大きな挫折を経験した事が無く、
不登校も一度も経験した事がない。
不登校は甘え、性格が弱いとしか思えず、鍛え
て、強くしようと、必死になる。
寮制の施設で、全時間、全勢力をかけて、善意で
良かれと思い、一生懸命に労するが、すればする
ほど、子供達の心は離れて行き、ますます悪くな
って行った。
これほど自分はしているのにと、腹が立つ。やがて、
著者が挫折して、この寮を去ることになる。
時を経て、冷静に考えて、自分の間違いを悟る。
上から見下ろし、さばかれ、愚か者扱いされ、誰が
心を開くだろうか。
学校へ行かせるという外側のことしかなく、心の内
の悩みや辛さ、苦しみを受け止め、理解しようとい
う態度が全く無かったことに気づいた。・・
何よりも、気持ちに寄り添うこと、気持ちを大切に
することをもう一度教えられる。
婦人方が、皆「全く子供達の<気持ち>に耳を傾けて
いなかった。親の思いを押しつけていた。家に帰った
ら、子供達の気持ちをしっかり聞いてやります。」
翌日、一人の婦人が「昨日、やっぱり進路を差し戻
しました。白紙にして、子供が自分で祈って、自分
で決めるようにしました。親の思いが入っていたと
思います。」
外側のことでなく、気持ちが一番大切。そして、それ
を大切にして下さる、神様!!
by 多恵子
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