2021年07月03日(土)
  D「集会所が使えなくなった!」

公会堂会議室で、開拓宣教・大人の集会を開始した。

主に若い人々を対象に伝道したので、学生たちが集った。

公会堂会議室は時間制限があり、12時ジャストで出なけれ
ばならず、新来者があり、福音をお話する時は、会議室から
出て、ロビーの倚子で続きを。

話が長引きそうな時は、他の方々は、先に電車で(当時、車も
なく)、教会の事務所用に借りているアパートの一室へ。

そこは教会の機材道具の収納所であり、交わりの場で、
先に帰る方々で、昼食準備を。

その頃は7.8名が集まっていて、男性陣も手を挙げ、当番で
食事作りをし、和やかな、楽しい交わりが与えられた。

男子学生たちは、ギターが上手で、ギター伴奏によく一緒に
賛美した。

学生たちは宿題もし、上の学年の子たちに教えてもらっていた。

この世から離れて、潤いと楽しさの別空間で、主が真ん中に
おられた。

伝道の週もあり、午後あkら、皆でチラシ配布に出かけたり、
平安と楽しさいっぱいの日曜だった。

★★

そんな時、公会堂が全面改装することになり、会議室も
使えなくなることに。

大変で、皆で、祈りに祈り、次の集会所捜しが始まった。

費用等で、余り大きな場所は無理で、自分たちにふさわしい、
適切な場所が与えられるよう、皆で祈り続けて、捜し続けた。

そんな中で、店舗用の物件が出た。
ふすま屋さんが引っ越す事になったのだ。
小さな店舗スペースと奥に6畳の部屋と横に廊下で、そこに流し台。

皆で下見に行った時は、余りにも老朽化に驚いた。
昭和初期風の、土間で、古くて、くもの巣が張ってそうで、ガラスは
割れて、不気味な感じだった。

家主は、きれいに改装し、貸しに出すと。
6万円だったが、貨幣価値が今と違い、当時50年前の6万は
大金だった。

とにかく集っている方々で、祈りに祈った。
すると、皆で、主がそこを御心とし、与えようとしておられる場所
だと思えた。ただ、敷金等の必要が問題だった。