2004年12月19日(日)
  「感動した!!」

昨日、教会の聖歌隊が、クリスマスの施設慰問に行った。

日曜ごとに、聖歌隊の若者達が自主的に、早朝から早練
をして、祈りと共に、練習を重ねて来た。

施設のクリスマス会の中で、出番が与えられ、クリスマ
ス聖歌を歌うことになったのだ。

いよいよ当日。施設に行き、職員の方に迎えられる。
クリスマス会が始まる。神様の栄光が現れるように、証
しとされるように心の中で切に祈り続ける。

聖歌隊の番になり、前に出て準備する。Aさんがプロジ
ェクターを使い、パソコンから歌詞と絵が映し出せるよ
う歌詞と絵を編集してくれた。

当日、借りて来たプロジェクターを、ぶっつけ本番で、
パソコンにつなぐ。映像が出ない・・?? あれ?何で
だろう??
聖歌隊の心配げな顔。あちこち触り、しばらくして、
不安な顔が、パッと笑顔に。あ、うまく行ったんだ。
映像が出たー!!!

Bちゃんのソロから始まる。静かな綺麗な賛美歌が室内
に流れる。歌詞が前に映し出される。歌詞を一言一言か
みしめながら、美しい賛美と一つになって、心にしみ渡
り、それがメッセージとなって心に大反響して来る。

十字架やイエス様の絵画の映像が、強いインパクトをも
って迫り来る。
歌詞と絵と賛美の「3つが一体」となって、相乗効果で、
大パノラマとなって、強烈な迫力で心にぐいぐい入る。

賛美だけだと、歌詞も聴覚だけでどんどん流れて行くの
で、綺麗だけで終わるところが、視覚が入ると、歌詞が
はっきりと理解できて、賛美がメッセージとなる。

圧巻の、一大メッセージを聞いたという感じで、圧倒さ
れた。御子を送られた御父の愛、犠牲の愛、一方的な神
の愛、神を拒む強烈な自我、自我が王である、どこまで
も頑なな心、尚も注がれている神の愛・・

一番後ろで祈りながら聞いていた。神様を感じて、心が
神に触れて、恵まれて、恵まれて、涙が出て、涙が出て
・・。

何より祈りの中で行われ、背後に祈りがあり、祈りによ
る賛美が献げられ、神が働かれた。

すっぽり神様の中に置かれた、恵みの異次元にでもいる
ような、不思議な空間の、言葉に尽くせない恵みのひと
時であった。

Aさんの歌詞と絵の編集の賜物、聖歌隊の一人一人の賛
美の賜物、Bちゃんのピアノの賜物、C君のオカリナの
賜物、すべての賜物が一つとなって用いられていた。

私はそのすべての賜物の恵みを、一人で受けて、溢れる
恵みに、全身浴させてもらった。
by 多恵子