2006年06月23日(金)
  「祈りの答え」

教会のAちゃんの神学校卒業式だった。
3年間守られ学びを終え、無事卒業感謝だった。

今から32年前、開拓伝道を始めた時の祈りを
思い出した。
開拓の働きと同時に、一つの祈りがあった。
日々の祈りにしていたのが、小さな働きだけれど、
今から始まる働きの中から伝道者が起こされるように。
これが心からの願いだった。

開拓の小さな集まりでも、この中から、もし伝道者が
起こされるなら、働きが世界へ向けて拡がって行く。

憐れみ深い神様は、見事に祈りに答えて下さった。
4人の伝道者を起こして下さって、三原とカンボジア
に、そして、Aちゃんはこれから伴侶の遣わされた先で
魂のために、働くことになる。

開拓始めた頃の事を思い、感謝が溢れた。
オープニング集会は私達夫婦と母教会からの応援
に駆けつけて下さった方と広島で親しくなった青年が
集ってくれて4名の集いだった。
ここから32年間の働きが始まった。

神様は生きておられ、教会は生きていて、いのちがある
から必ずその命は膨らんで行き、小さな群れから世界へ
遣わして下さる・・。
働き人が起こされた、祈りの答えに心から感謝した。

広島での働きと共に、思いを越えた恵みも下さった。
岩国基地のすぐそばでも、集会を与えて下さった。

アメリカ人を夫に持つ婦人方が、入れ替わり立ち替わり
集ってくれた。
3年毎に転勤があるので、皆、アメリカに帰ってしまった
が、送り出す働きにあずかれて感謝だった。

会堂建設で、崖っぷちの切迫感の中で、24時間連鎖
祈祷をしようと、全員で祈りの時間分担。その時、アメリ
カの婦人方が分担して、夜、私達が寝ている間の時間を、
受け持ってくれた。
まさに、24時間連鎖祈祷が実現し、見事その祈りが答
えられた!! 祈りは答えられる!

数え切れない沢山の祈りが答えられて来た。
改めて、祈りに答えて下さる、真実な神様を覚えた。

by 多恵子