2007年04月21日(土)
  「一つ残らず益に」

友人から電話。

子供さんが今春、就職した。
それまで、子供さんはバイトで辛い日々を送った。
上の人が厳しくて、毎日毎日叱られ、辛く当たら
れる。
どれだけやっても、注意され、毎日毎日注意され
た。辛くて、家に帰っては泣いていた。
涙の日々で、何とか仕事に出ていた。

余りにしんどければ、辞めてもいいよと母親は言う
が、辞めないで、ずっと泣きながら続けた。
そんなに辛い中、続けられるのも不思議だったが、
辞めないで、続けた。

そして、就職が与えられた。始まってみると、その
職場も非常に厳しい。
子供さんが言った「お母さん。神様がすべての事を
あい働かせて益として下さるというのは、本当だね!

あの時のバイトの辛い経験が、すべて益となってる
んよ!細かい所まで、ことごとく叱られて注意され
たのが、今、そのまま全部役に立ってて生かされて
るんよ。
苦しかったけれど、身につけて下さったのは、この
時のためだったんだ!神様ほんとにすごい。」

神様は無駄な事は一つもされない。すべての事が益
とされる。最善しかされない。起こる物事すべてが
一つ違わず、ご計画の中にある。愛されている。

友人は、ご主人が交通事故に遭われ、障害を負われ
社会復帰はできず、ずっと介護の生活だ。脳挫傷
で、日常生活も介助無しにできない。
彼女も過労で、フラフラでそれこそ事故になりかけた。

その友人が、「神様は無駄な事は一つもされない。
今が最高。すべての事を益として下さった。感謝
しか無い。先日、初めて、主人を肩にかつぎ、介護
しながら、家族全員で外食ができた。
事故後、初めての事だった。もう感謝で感謝で、
喜びが溢れた。神様を誉めたたえた」と。

とても励まされて、元気をもらった。