2008年04月20日(日)
  「あとで、わかる」

「わたしがしていることは、今はあなたには
わからないが、あとでわかるようになります」

「今はわからないが、あとでわかる」ことって、
信仰人生でしばしばあるよねと、語り合う。

夫であるAさんの仕事の都合で、他県に住まい
を定めたBさん
「去年の今頃だったよね」「満開の桜が咲いていて、
思い出すよね」

「そうです。去年の今頃、祈りに祈っていた仕事先
が、教会の無い地になって。でも、祈りに祈って、
神様の御心でこうなったから、必ず導いて下さるは
ずだと。
でも、見えるところは、教会無いし、信仰生活やって
行けるのかなあと、不安になったり、思い煩ったり」

「そんな時、神様の虹が出たんだよね」(笑)「そう
です!家庭集会に来て貰った翌日、綺麗な虹が出て、
神様をすごく感じて、神様の慰めと励ましを感じた」

「1年たって、ほんとに夫も私も守られていて、ただ
ただ感謝で一杯です。
パソコンのスカイプで、毎週母教会の礼拝を一緒にあ
ずかれて、メッセージが聞けて、月1回牧師先生に学
びをしに来てもらって、少し距離はあるが、知り合い
の先生の教会へ行けたりもして、本当に神様が守って
下さっているのが、ひしひしとわかり、感謝で感謝で
ならないです。

神様は母教会の近くに、職場を与える事もできたし、
夫の郷里で重荷を持って下さる宣教師さんがおられ、
そこだと、その宣教師さんの教会へ行けて、神様は
そこを与える事も出来たのに、御心は、なぜか教会
の無い地だった。

なぜかはわからないが、御心であることだけはわかっ
た。御心がなるようにと祈り続けたから。御心なので、
見える所を見ると不安になるが、心の底に平安があった。

「“今はわからないが、あとでわかる”本当に、1年
過ぎて、わかります。
神様を頼るようにされていること、霊の糧がちゃんと
与えられていること、夫にも私にも、最善の御心の地
であったこと、わかります。感謝です」

「Bさんの就職の時も、そうだったよね」

「祈って祈って与えられた、御心の就職先と、確信も
てるのに、仕事内容が、自分に合わなくて、どんどん
消耗して行った。
御心によって与えられたのに、何で?
御心じゃなかったのか??いいや、確かに御心で与え
られた。あれだけ祈ったのだから、それは確信できる」

「何で?何で??段々辛さは募るばかり、ストレスと
プレッシャーは増し加わり、とうとう一歩も進めなく
なってしまった。

結局は、その事が感謝で、限界ギリギリに達した事に
より、自分でどうにもならず、自分の何もかもを委ね
ること、明け渡すことができた。
明け渡した瞬間、不思議だが全く変えられて、心が平
安に満たされた。

結果的に、行き詰まったことが、何よりの祝福で感謝
で、あれが無かったら、今の祝福は無かった。」


ほんとに「今はわからないが、あとでわかる」!

今、わからないことも、後で、これがあったからこそ、
素晴らしい祝福とされたと結果する。

それを心から信じて、今を歩みたい。