2010年03月10日(水)
  「気持ちを言うこと」

境界線の学びをしていた。

自分の責任と相手の責任をはっきりさせること。
相手の中に入って行って、相手の責任を負っては
ならない。相手が負うべき責任。自分の責任も
きちんと自分が追うべきで、他人に負わせては
ならない。

自分の感情を、人のせいにしてはならない。自分
の感情は、自分に責任がある。

「ノー」を、きちんと言う大切さ。「ノー」が言えないで、
他人をどこまでも、入らせてしまう。
心は「ノー」で、口では「イエス」。ノーが言えない。
その結果、喜んでではなく、強いられて、嫌々している
ので、相手への恨みと怒りが鬱積する。

Aさん「私、そうでした。相手は、何とも思わずに、一緒
に行動しよう、ああしよう、こうしようと、どんどんやって
来て、ノーが言えない自分の弱さで、言われるがままに
嫌々受け入れていた。

時間と労力を幾らでも取られ、顔は笑ったまま、腹では
もう怒り心頭で、嫌で嫌で、以前、境界線の学びをした
時に、「これだ!」とものすごくわかった。

自分の価値観が、思っている事を言わない事が善、
黙って受け入れるべきと思っている、そこが違う事
がよくわかった。
神様に示されて、イエスはイエス、ノーはノーと、きちん
と言うこと、自分の気持ちを、ちゃんと表現する事を
練習し続けている。」

Bさん「自分がきちんとノーを言うから、相手のノーが
受け入れられる。ノーを言われて、嬉しい人はいない
だろうけど、だから言いにくいわけだけど、でも
自分が言っていると、すんなり相手のノーを受け入れ
られる」

Cさん「どうしようかな、自分の気持ちを言おうかな、
言わない方が良いかなと迷ったが、やっぱり言った方が
良いと思え、素直に言った。

すると、相手はノーだったが、受け入れられたし、
その際の気持ちを知る事ができた。もし、自分が
言わなかったら、その気持ちも知れなかった。相手
が知れて、言って良かった」

Cさん「対人関係が、あっちに気を遣い、こっちに気
を遣いで、なかなかしんどい感じだったが、ノーを
きちんと言えば良いとわかると、すごく気が楽になった。

そして、その通りに、都合悪ければ、はっきり
ノーと言うと、交友関係が良いように導かれて、
神様を感じている」

Dさん「自分はノーが言えない。ここが自分の欠点で
弱さ。ノーを言わないで、ずるずると優柔不断で、周囲
に迷惑をかけてしまう。

人に嫌われたくない、良い人に見られたい、良い人で
いたいというのが、根本にあると思う。
それなら、あっちにもいい顔、こっちにもいい顔で
八方美人になってしまう。

ストレートにはっきりと率直に物を言う人が友達に
なって、バンバンと率直に素直に気持ちをぶつけて
来てくれるので、もうこちらも言わざるを得なくな
って、すごく良い訓練とされた。

神様が一歩一歩導いて下さっていることが本当に感謝。
神様に助けられて、自分の気持ちを素直に率直に表現
して行くことを、練習して行きたい」