2010年04月11日(日)
  「砕き」

Aさんに、数年間に及ぶ、しんどい厳しい試練が続いていた。
Aさんも祈り、皆で、祈って対応していた。長い間の苦しい
試練に終結が来た。
心の整理をつけ、しばしの休息を得た。

しばらくすると、全く同じような試練が来た。ひと息ついた
ところで、同じような苦しみがまた臨んで来た。

「でも、状況じゃないですよね。状況は関係無い。神様が私
を砕きたいんですよね。それほど自分の自我が強いんですよね。
この試練を通して、自分が変えられることを祈って行きます」

皆が「わあ、でも、そのように受け取れる事がすごい!!
ふつう、状況と自分しか見えなくて、落ち込んで、落胆して、
わけわからんようになる。
状況じゃなくて、神様を見ていて、神様視点で、すごい!」

Bさん「だいたい状況しか見えなくて、パニックになって、落ち
込んで、右往左往して、しばらくしてから、やっと神様を見上
げる」

Cさん「わかる、わかる。一通り、自分の力で、対応して、
自分で動き回った後で、神様を思い出す」(^_^;)

Dさんにも、以前に厳しい試練が臨んだ。どんなにか苦しい
事だろうと、皆で祈った。

でも、Dさんの言葉に驚いた。「よくわかるんです。私は
こういう事でないと、砕かれない。自分の中に頑なさが
ある事がわかります。神様が見捨てないで、放ってお
かれないで、取り扱って下さっている事が嬉しいです」

Eさん「的確に、自分に一番堪える事柄が来るね。
一番の自分の急所に、ガーンと砕きが来るよね。
あ、神様だって、すぐわかる。

ものすごく痛いけれど、砕かれる事が感謝。
自分で自分を砕くことは出来ないから、神様が
砕いて下さることが感謝だと思える。

砕かれて、自分が変えられているのがわかる。
神様が近くなって行くから、嬉しいよね」