2006年08月11日(金)
  「面白い光景」

礼拝中の子供の託児も場所が無かった。

最初は2階の牧師住居をナースリーに
使っていたが、牧師子供達が大きくな
るにつれ、物の置き場もなく、住居自
体が狭くなり、ナースリー使用は不可
能に。
場所が無く、天気の日はあちこちの公園
や小学校で、雨天時は大型店舗の子供の
広場や、図書館や、ドライブをしたり、
場所に苦労した。

教会員で家が近くの方々が自宅を開放し
てしてくれた事も。しかし、子供達は親
が礼拝の間中、元気に、楽しそうに飛び
跳ねて遊んでいた。子供達にとっては、
楽しいひと時だったよう。

後に二世達が大きくなって、このナース
リーの時間がとにかく楽しかったと、皆
が言うので、神様はこんな不具合な中で
も、豊かに祝福して下さっていたことが
感謝。

会堂に人々が入り切れなくなって来た。
送れて来るともう満員。入れなくて、会堂
前に車を止めて、車の中でカーラジオから
周波数を合わせてメッセージを聞いた。何
台も車が並んだ。

車から出て、玄関をガラガラと開けて入り、
招きに出て来た人々が・・。
何ともユニークな忘れられない光景だ。
玄関に新聞紙を敷いて、座り礼拝していた
人々も・・。

台所の流しなど、今のステンレスシンクな
どでなく、昭和初期のタイルの流し。調理
するスペースも全くなく、流しの隅に小さ
なまな板を斜めにかけて使う。

まだ開拓中の教会の方々が、会堂を見て、
びっくりし、涙を流され、献金して下さっ
た。いや、そちらが開拓中で、こちらが献
げないといけないんですが・・。??

その方々が「うちの会堂がどんなに恵まれ
ているか、わかりました」と。
いろんな面で用いられた会堂であった。
by多恵子