2007年01月09日(火)
「世の常識」
|
「肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのち
と平安です」ローマ8:6
肉が、不品行、汚れ、好色、偶像礼拝・・の類は、
わかりやすい。
しかし、肉の思いは、そういうものだけでなく、
理性、良識、常識、この世の知識だ。
Aさんが「最近やっと罪がわかって来た。今まで
何度も何度も、罪について聞き、十字架について
教えてもらっていたが、それが通り抜けてしまって、
罪が全然わからなかった。」
なぜ、すり抜けてしまうのか、聞いて行くと、
その原因が「世の常識」だった。
罪の御言葉を聞くと同時に思いが来る。
頭ではわかるが、しかし「そんな事が罪だと言っ
ていたら、とてもじゃないが、この世の中生きて
行けない」「現実世界では、そんな事、無理、不
可能だ」「世の人はみんなしていること」
それで、御言葉を心に入れないで、捨ててしまう。
だから、罪の御言葉がわからない。原因はその
「常識」“肉の思い”だ。
形は様々だが、こうやってサタンは御言葉を心
に入れないようにしていると、見せられた。
「肉の思い」によって、心に入れる事をさえぎる。
それが、悪い思いでなく、常識、良識、理性だから
全く気づかない。
気づかずに、この世の常識、価値観でもって、御言
葉を判断してしまうから、絶対に相容れない。
それで、御言葉がわからない。
御言葉をそのまま受け取らない。
「愛している」の言葉も「いいや、そんなはずない」
と思っている。
だから、いつまでたっても、愛がわからない。
どういう思いで、御言葉を思っているか、受け取
っているか、よく心探られたい。ここから始まる。
|
|