2008年10月08日(水)
  「豊かな生活」

カンボジア・タケオ集会の報告だ。

「集会の村までプノンペンから、皆でトラックの荷台
に乗って行く。
ガタガタ揺られて、ほこりで目が開けられない事も。
村には電気、ガス、水道、下水道もない。
「トイレは?」「その辺でしてきて」との答え。

各家には、大きな水がめがある。そこに雨水が
溜められて、料理、飲料、水浴び、洗面、すべてを
その水でする。

現地伝道者と野宿した時には、外に蚊帳をつって
寝た。デング熱やマラリヤの恐れがあるからだ。
時々、不衛生状態からも、伝染病がまんえんする。

こんな中で、伝道や集会が行われている。
電灯は無いので、車のバッテリーをつないで点す。

日暮れて暗い中、蛇が出没するに関わらず、多くの
子供たちが集まる。大声で賛美する。
ゲームにも目を輝かせ、皆、集会が楽しみだ。

何も無いひとつの村でも、多くの子供達がキリストを
信じ、救われている。
一見何もないように見える。しかし、何も無くとも、
神を賛美する生活をする事はできる。本当の意味で
豊かな生活をすることができる。
何も無い中だからこそ、神を近く知る機会とされる。」
・・・・・・・・・・・
知り合いに転送していると、

Aさん「“タケオへ自衛隊派遣”のことは何となく覚
えています。
霊の目でご覧になったN先生の報告を読み、祈りの
課題として覚えることができるようになるなんて、
当時の私には全く考えられませんでした。
救われる前の言動心情を思い出す度に、現在の自分
がいかに変えられたかを実感します。救われて御霊
さまをいただいているな〜という感謝で胸がいっぱい
になります。

Bさん「開封してみて、まずはプロの新聞みたいで、
びっくりしました。そうなんですね、戦後生まれの戦争
を知らない子供達が出てきている。
なんか私達みたいな感じですね。そこでイエス様が
伝えられて、救いの福音が受け入れられて・・・。

ほんとに感謝です。最後のパラグラフ、そう、何も無い
からこそですね。いらない荷物、捨てればいいものを
後生大事に持っている、何んだろうね、これはって
思いました。カンボジアの先生一家のためにお祈
りします。

会社の年金もあるので、世界経済の怒涛のような
変化、目減りもいいとこです。なんだろうなあって、
ちょっとビクつきましたが、いいタイミングで、遠き
国から適切なメッセージでした。」

Cさん「カンボジアで、よく生活して伝道しておら
れるなあ、と思います。
その生活の凄さは想像もつきません。ただ、神様が
共におられる、ってことは間違いないですね。
締めくくりの言葉は、考えさせられました。」

Dさん「本当の豊かさとは、物質の豊かさではない
事は、わかっていたつもりなのですが、日常の生活
にどっぷり浸かって、見失っていたことに気がつき
ました。」

神様を知り、神様の愛に包まれ、神様と共に生きる
こと、これが最高に豊かな生活だと、心から思う。