2009年05月03日(日)
  「圧倒的な勝利者」

Aさん、末期癌で、余命1ヶ月との宣告から
延命治療をされ、もう余命もとっくに過ぎて、
数ヶ月になられる。

診察の度に、余命○○日と書いた紙をくれて
いたが、余命もとうに過ぎてしまって、その紙も、
もうくれなくなりましたと、大笑いされた。

病院で命が終わると思い、二度と外へは出ら
れないと思っていたので、こうやって教会に
来れることが、もう奇跡で、有難く嬉しいですと。

教会に来ておられる時は、お顔輝いておられ、
終始ニコニコ笑顔で、とてもお元気そう。

「死ぬ人に見えないでしょ」と、声を上げて笑わ
れる。本当に神に在って、死を越えておられる。

以前に外泊帰宅をされた折り、近所の方に
バッタリ出会われた。
現在の状況を話し、末期癌で助からないこと、
余命少しであることをあるがまま、お話すると、
その近所の方が、それはもう驚かれましたと。

Aさんが、死を前にして、平然とニコニコして
いることに、もうびっくりされたと。

でも、余命○○宣告の時期はとっくに過ぎて、
いつどうなっても、おかしくない状態であられる。

2週間ほど発熱と痛みで伏せられ、祈っていた。

Aさんの近くに住む、Bさんから連絡有り、
「昨日、聖書の学びをして欲しいとお電話頂き、
お訪ねして学びをしました。

学びの途中も、時々、呼吸が出来にくくなられ、
苦しそうでした。
癌の肺からの水が口や鼻から出られるようです。
でも、学びができて感謝でした。」

Aさん、お身体しんどく、痛みがあられながら、
御言葉を学ばれたいと、その渇きに、恵まれて
涙が出そうだった。

「大変な辛いお身体で、学びをしたいと言われること
がすごいね」

Bさん「はい。Aさんの内に、聖霊様がおられるん
だなあと、すごく感じました。

明日、教会で会いましょうねと、言われてお別れ
したんです。身体が行けそうだったら、何とか行き
たいと」

Aさん、今日来られていなかったので、伏せって
おられるよう。お祈りしている。

ずっとずっと主の栄光を現しておられて、すごい
なあと思う。

余りに恵まれて、Aさんのことをお話したら、
Cさんから、この御言葉が送られて来た。

「しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方
によって、これらすべてのことの中にあっても、
圧倒的な勝利者となるのです」ローマ9:37