2005年06月02日(木)
  「祈りが取られる」

Aちゃんと話していた。
「先週のこと、日曜に教会で特伝があるから、祈らなきゃ
と、特伝のために祈ろうとしたんですよぉ。すると、
祈ろうと思うのに、気力が萎えて、全然気分が乗らない。
気持ちがふさがったようになって、祈れないんですよ。

祈れなくて、すると、そうだ、借りていたビデオ返さない
といけないから、早く見ないと、という思いが来て、その
時間ビデオを見てしまって」

「それって、サタンよ。祈りを取りたい。祈りが一番嫌な
らしい。私もあるよ。同じ。祈ろうとした途端、気持ちが
ふさがったようになる。真っ暗闇に入るような。
全く気が乗らなくて、ほんと祈れない。口から言葉が出て
来ない。何か重いものにおおわれたような感覚。

祈る前は、全くどうもないんよね。(笑)祈ろうとした途端
にそうなる(笑)サタンが来る」

「そうです!サタンだったんですねえ。サタンの事、いつ
もいつも聞いてて、何度も何度も聞いてるのに、やられて
しまったんですねえ」

「そんな時って、サタンだから、ふさがったような気分も
感情も無視して、もう意志で祈る。祈りは働きという面が
あるから、朝仕事に行くのに、今日は気分が乗らないから
と行かない人はない。気分が乗らなくても仕事に行く。
気分が乗ってる時だけ祈ってたら、一生祈れない」

「とにかく妨害が来るよね。祈っていたのに、途中で
思いがあちこち飛んで、巡って、考えてしまっていたり」

「あります、あります!祈ってたのに、途中で考えて
しまってる」

「それもサタンの妨害で、その時は間髪を入れず、もう
続けざまにガッーと祈る。雑念が入って、どうしても祈れ
ない時は、声に出して祈るといいみたい。思いにサタン
が来るから心で祈っていると、サタンも来て、思いとごっ
ちゃになって、わけわからんようになってしまう」

Bちゃんが「祈ってたら、突然思いが来て、ある人に腹が
立って、腹が立って、もう煮えくり返って来て、祈りをや
めた。祈る前は、何も全然腹立ってなかったのに」(笑)
「サタンが祈りを取って行ったんだ」「え?あ、ほんとだ」

Cちゃん「声に出して祈ると良いです!声に出すと、自分
の心が明確になる。〜して下さいと願いながら、え?
自分の心はそんな事、全然思ってないとわかる。本音と
建前がはっきりする。きれい事で祈っている」

Dちゃん「私、きれい事の祈りだ。良い子になって神様の
前に行こうとする。良い子でないと受け入れられないと
思ってしまう。そうでない事、いつもいつも聞いてわかっ
ているのに、培われたものがあって、出て来てしまう。
教会へ来ると我に返る。帰って、正直にありのままの
自分で神様の前に出ます」

Fちゃん「祈ろうと思うと、しないといけない事が次々
浮かんで来る。不思議ですよねえ。祈ろうとする前は
何も浮かばないのに。ふっと、あ、あれしなきゃと、
それにつられて、動いて行くと、結局全然祈れなくなっ
てしまう。サタンですよねえ」

サタンて、よほど祈りが嫌なんだ。こんなにもきっち
りと妨害して来るからには。

“私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、
力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天に
いるもろもろの悪霊に対するものです”
エペソ6:13

by多恵子