2007年02月02日(金)
  「力尽きて安堵へ」

Aさんが証しして下さった。

以前、ある団体に入っていた。早起きして、
とにかく善事に励まなければならない。本
も売って歩かないといけない。
でも、善い事だと信じ、一生懸命にやって
いた。本を売りさばくのにも、ノルマがあ
り、段々増えて、とうてい不可能に思えて
来た。それでも頑張っていた。

時間的、体力的、労力的、どんどん追い詰
められ、疲れ果てて行った。でも、善い事、
正しい事だと思っていて、頑張り続けていた。


当然ながら、段々と許容量オーバーになっ
って行った。
疲れ果てて、もう限界を感じ出した。身も
心もしんどくてしんどくて、自分はもう倒
れそうになりながら、ここに幸せがありま
すよ、喜びがありますよ、安らぎがありま
すよと、人に勧める。

もう、これは何なんかと限界に来てた頃に、
イエス様を信じて、救われたお姉さんから、
聖書の事などを聞くようになった。

その時に、姉の行っている教会のB牧師夫人
が、家に訪問をどうぞと言われ、本を売りに
行った。その時はもう心身ヨレヨレだった。

違う宗教だし、どんなだろうと思って行った
ら、夫人が、どうぞ話すこと話して下さいと
言われ、本を売る時の説明を全部させて下さ
って、聞いて下さった。

そして、ニコニコして「本、買いますよ」と
言って下さった。もう、安堵感で力が抜ける
ようだった。

その笑顔が、自分が所属している団体の人々
の笑顔と全く違った。いつもへつらいの笑顔、
作り笑いに取り囲まれていた。

そんなきっかけで、まことの神様に出会い、
もう、疲れ果てて、砂漠のような心に染み渡る
神様の愛、恵みを知った。
平安と安堵と喜びに心が満たされた。
・・・・・・・・・・・

「私は、こうでないと救われなかったんだと
思います。自分で全力でやって見て、力を使い
果たして、虚しさを知って、まことの神様の
ところへ導いて下さった。」

ほんと、人それぞれ、環境も、経歴もその人に
ピッタリ合ったように、匙加減ピッタリに神様
が導いて下さったこと、
そして、これからも匙加減ピッタリに、行く手を
導いて下さることを思い感謝!!