2007年09月01日(土)
  「成長の秘訣」

御言葉の学びの中で、「成長するにはどうすれば
よいか」というものがあった。

一つは「信仰は聞くことから始まり、聞くことは
キリストについてのみことばによるのです」ローマ
10:17

つまり信仰は、御言葉から来るので、信仰の成長の
ためには、どうしても御言葉が必要だ。必要不可欠
で無くてはならないものだ。

しかし、御言葉を聞けばよいというものではなく、
どう聞くか、聞き方が問題だ。物理的に聞いていて
も、心に入らないなら、成長はあり得ない。

種蒔きの例えの通りで、固い土地なら、聞いている
「つもり」で右から左で、心に入ってはいない。
心に入らないなら、結実はあり得ない。種と土地、
御言葉と心が一つになって初めて、実を結ぶ。

よく耕された、素直な、従いますという心で聞く
事が大切だ。他人事に聞いていては、全く心に
入っていない。聞いている「つもり」が又、くせ
ものだ。御言葉が植わらないから、信仰が起こり
ようがない。

素直な、従いますとの心で御言葉を聞く時、御言
葉が心に植わる。心に植わった御言葉から信仰が
起こされて来る。

二つ目は「御霊と御力の現れ」。
「私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵
のことばによって行われたものではなく、御霊と
御力の現われでした」

「それは、あなたがたの持つ信仰が・・神の力に
ささえられるためでした」Tコリント2:4

パウロは神にどんな中でも従って行き、身を持っ
て、現に神が生きて働いておられる事を証しして
行った。パウロの神を信じて生きる生きざまその
ものが証しであった。

単なる言葉ではない、そこに御霊の力が働いた。
私たちも、御言葉に従って行く時に、その言葉
から御霊の力が臨む。人々はその御霊と御力を
見る。パウロが身をもって御言葉を生きた事に
よって、神の力が現れた。

私達が信仰に成長して行くには、御言葉を心の
耳で、従いますとの姿勢で聞き、語られた御言葉
に従うこと、行なう事。
これをして行くなら、御霊の力が臨み、周囲も神
を見る。

Aさんが、どんどん恵まれて行く。Aさんに
御霊の現れ、御霊の御力を感じる。砕かれて
行く。
それは何やかや言いつつも、Aさんは必ず神の
語られた御言葉に従って行く。どんなに嫌でも
最終的に従う。

それゆえ、恵みに恵まれて行く。御言葉を聞く事
そして、従うことが、まさに成長の秘訣だ。