2003年06月07日(土)
  「世界で一つだけの花」

いつだったか、大学生の娘が「お母さん、これ今、流行ってるんよ」と、聞かせてくれた。

SMAPの「世界で一つだけの花」。え?ちょっと、この歌詞??いつも聞き慣れているメッセージ「私達は、神様の造られたオンリーワン」。勿論、神様は無いが・・。

恋愛歌ばかりのこの世界で、歌詞が大変新鮮なのだそうだ。

ネットを見ていたら、育児ノイローゼのお母さんや、自分はダメだと落ち込んでいた若い女性達が、この歌に、涙が溢れて止まらないと。

イラク戦争反対の集会で、大集団で歌われていて、え、何でこれが?反戦歌?なのだそうだ。就職活動応援歌であり、小学校の入学式でも歌われたそうな。

目の見えないクリスチャンの声楽家、新垣勉さんが、小学校で、生い立ちと共に「オンリーワン」の聖書のメッセージを語ると、小学生達がじいーっと聞き入り、涙を拭っている。小学生達もしみ入るほど、心が押しつぶされそうなんだ。

金髪の高校生達も、刑務所の人々も新垣さんの心にしみ入る一言一言に身じろぎもせず聞き入り、涙している。新垣さんの生き様をベースに、オンリーワンのメッセージは大きく心に響き、訴える。

この歌は、その歌詞が良くて、それもSMAPが歌うのが良かったらしい、CDもダブルミリオンセラーとかで、大変な売れ行きだとか。

でも、神様なしで、特別なオンリーワンの自分って、どうやって見い出すのだろう。

人間は、神様によって造られた被造物ゆえに、創造主と向き合う時、初めて自分というものが明らかになり、自分がわかり、定かになる。
深い安堵感の中で、生きる意味がわかり、目的がわかり、喜びがわかる。
自分で、自分を幾ら探そうとしても、絶対に見い出せない。

罪深い、汚れたままの自分を、罪を持ったまま、そのまま愛して下さった。神様の愛は、自分の罪よりも遥かに大きくて、その愛に包まれていて、そして、自分の一生には、すでに最高のご計画があると言われる。すでに用意されていると。

「その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです」ヨハネ17:3

自分を知ることって、神様を知ることから始まる。
神様を知れば知るほど、自分の姿が見えてくる。

by TAEKO