2006年07月04日(火)
「必要をすべて」
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32年前、結婚した時は、6畳と4畳ぐらいの二間で、
お風呂は無し。近くの銭湯へ。
電話もなく、とても親切で優しいお隣の方が、呼び出し
をして下さって、急な連絡の時は助けられた。
開拓と同時の結婚生活は、とても楽しい思い出。
神様が本当にすべての必要を与えて下さった。
連絡にどうしても電話の必要を感じ、与えられるよう、
祈り始めた頃、母教会から連絡があり、伝道するのに、
電話は必需品なので、母教会からつけるようにする事
が事務集会で決まりました、と。感謝だった。
当時、日曜は、住まいの近くで、子供のための教会学校
をした後、大人の集会場所へと移動していた。
電車では集会時刻に、間に合わず、タクシーを使う事も
しばしば。しかし、そのタクシーも思うように来ない。
車があればなあとの思い、又、伝道活動の足のために、
どうしても車の必要も感じられて来た。
祈り始めていた時、何と一人の方が、神様に示されてと、
中古の軽自動車を献品して下さったのだ。
集会の送迎に、伝道や訪問に、その車は足となり、フル
に用いられた。心から感謝した。
車関係の仕事をしておられる、その方はそれ以後も、用の
途上に寄っては、教会の車の整備をして下さった。
久し振りにお会いし、30年前の感謝を告げると、整備は
覚えているがと、軽の献品が全く記憶に無いと忘れておら
れた。天国で豊かな報いを受けて下さるように。
家庭集会をしていて、賛美に元気が出るので、オルガン
があれば良いなあと、神様に祈り求めていた。
すると、丁度デパートで中古品の販売会があり、安くて
良いものがローンで買えた。
何もない開拓の時、本当に天から次々と必要が
降って与えられ、神様がまことに生きておられる事を
目の当たりに見せられた。
「私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富を
もって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます」
ピリピ4:19
by 多恵子
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