2006年08月09日(水)
  「続・真実な交わり」

一緒に神様の取り扱いを見たFさん。

出産のため、ご主人をアメリカに残して、
帰国。帰国した途端、ご主人から離婚要請。
晴天のへきれきで、何が何だかわけがわから
ない。
何度も何度も電話で話す。しかし、ご主人
は「もう疲れた」と意志は固い。

初めて神を知り、神の愛を知ったFさん、
いかに放縦に来たか思い知らされた。
わがまま放題、思いの丈を主人にぶつけて
いたと。
自分のビジョンのため昼は学校で学び、家族
の生計のため夜に働き、夜遅く、それはもう
クタクタになって帰宅する主人。

しかし、自分は小さな子供を抱えて異国の地
で知った人もなく、1日中家の中。孤独と寂
しさと育児のストレス、もうおかしくなりそう
で、いつも帰宅した主人に爆発させていた。
当たって当たって何もかもをぶつけていた。

毎日毎日、修羅場だった。自分の事でいっぱい
で主人の側のことなど考える事も出来なかった。
毎晩の愚痴、不平不満、鬱積、主人への攻撃に、
妻に当たることは出来ないので、思いきり柱に
力一杯パンチしていた。

離婚の言葉に、今までの自らの自己中心の姿が
走馬燈のように浮かんだ。自分の事しか無かった。
相手の事など全く考えていなかった。愕然とした。
心から神様の前に悔い改めた。砕かれた。主人に
も謝罪した。
もう一度だけチャンスを欲しいと頼んだ。しかし、
主人の心は変わらなかった。

こんな苦しみと辛さの中での出産。ただただ皆で
見守った。しかし、神様はFさんを守られた。無事
出産し、何とか事態を受け止めていた。心労ゆえ
お乳は全く出なかった。

神様に真に出会った人の、真実、誠実、潔さをA
さんに見た。神様に自分にしっかり向き合った。
辛くて苦しくて、胸も張り裂けそうな中、神の御
手が彼女を守られた。真に神によってFさんは立
っていた。

ほんとに生きて働かれる神様を見た。神様に拠りす
がり、神様だけを頼みとしたFさん。
「もし、離婚になっても、人生の途上でこの神様を
知れた事が本当に良かった。自分の自己中心な姿を
知れたこと、神様の愛を知れたこと、愛がどんなも
のか知れたこと、本当に感謝している」

Fさんの心の真実を見た。心と心が触れ合った。

以後、事態は展開して行くが、最終的に夫婦が建て
直された!奇跡が起こった。神が祈りに答えて、み
わざをして下さった。やり直せるようにして下さっ
た。祈りが聞かれた!

by多恵子