2003年06月06日(金)
  良かった!!

先日、パソコンにコーヒーをこぼしてしまった。

これで3度目。ちなみに、ガソリンのガス欠も3度やった。同じことを繰り返すか。

少量では無いコーヒーが、キイボードの下に消えて行ってしまた・・。突如、画面が消えて、乱数字が並ぶ。再度立ち上げ不能だった。

ああ、壊れた・・
頼みの綱である夫に、電話する。すぐ戻り、パソコンを分解して調べてくれる。
「これは、もうダメかも知れないなあ」と言いながら、見てくれる。

パソコン始めて20年の全データが入っている。
バックアップは面倒で取ってない。学びのプリント類、資料、これから先のものも、すべて・・。うわっ!! 真っ青で、頭真っ白。

喪失感の中で、なぜか教理が目まぐるしく頭を飛び交い、駆け巡る。
これはなぜ?これは何?どういう事?何か間違ってるのか?いや、今、みこころの中にいると思う。主は与え、主は取られる、すべては神様のものということ?

目に見えるもの、形あるものは、目に見え、形あるものでしかない・・。
20年分、もういいや、と思えた。神様だけでいい。すべてのことについて感謝しなさい。益となる。

信じて、どう益として下さるのか、神様を見つめていた。
横で、夫が何時間もかけて、懸命に調べてくれている。

かなりの時間を経て、夫が「これ、中は大丈夫。キイボードだけがダメになってる。キイボードだけ代えればいい。」

不使用の古いキイボードを、つないでくれた。後日、中古を購入、結局、すべて元のままで、事なきを得たのであった。

うわあ!!あなた、有難う!!神様、有難う!!
で、何が良かったか。

ここまでというほど、至れり尽くせりで、何時間も、何時間もかけて、修理してくれる夫に、しみじみと、じわ〜っと、感謝がこみ上げて来て、そこに、何とも言えぬ潤いと温もりが漂い、天の流れに触れ、神様時間が流れた。

私の心はあったか〜く、恵みで溶かされるように、潤い、ひたすら有難うの世界であった。

目に見えない、もう一つの世界が常に現実にあって、確かな手応えがあり、そこに触れる時、心が潤いと喜びに満たされる。

by TAEKO