2006年07月03日(月)
  「開拓始めた時」

私達の教会は今年、母教会から独立して25周年だ。
だから、創設25周年。四半世紀になる。

開拓伝道で、大人の集会を始めたのが、その7年前。
公会堂会議室を、集会のために借りることができた。

その前ぐらいから、毎朝、学校前で案内を配布した。
集会案内と共に配布した、聖書通信講座に様々反応が
あった。

返信があった人々を訪問した。その中の、Aさんが
不思議な神様の導きを感じた。

見ず知らずの初対面で、訪問に行くと、Aさんはお母さん
と二人住まい。
丁度外出されるお母さんと、バッタリ出会す。不安を抱
かれてはいけないと、これこれの者で、こういう目的でお
伺いしましたと、身元をきちんと表明する。

すると、好意的というか、フレンドリイというか、「それ
なら、どうぞ、どうぞ、家に入って、聖書の話をしてやっ
て下さい、私は今から出ますから、どうぞ、どうぞ」
とお母さんに、家に入れられてしまった。

え??と、初対面だし、こちらがびっくりして躊躇して
いると、そのAさんも「どうぞ上がって下さい。お話聞き
たいです」と家に上げられてしまい、コタツに座り、じっ
くりと、きちんと福音をお話できた。
すると、その場でAさんは「信じたいです」と。

え?と、びっくり嬉しだったが、「案内を学校前でもら
った時、それを見て、すごく心惹かれ行きたいと思っ
たんです」と。

Aさんは、次の集会からずっと休まず来てくれた。
クラスの友達を、次から次へと連れて来て、しばらく後
には学校で聖研も開くようになった。

不思議な、まさに神様の導きと働きを見せられた。

by多恵子