2008年09月01日(月)
  「カンボジア旅行@」

先日、教会から宣教師を遣わしているカンボジア
を訪ねた。

皆からの贈り物や、日本食や、まだ日本に置いて
いる引っ越し荷物やら、段ボール5箱を運ぶ。

カンボジアへは直通便が無い。バンコク経由で
行く。その新空港が何ともばかデカい。
余りの大きさに「これは宇宙船か!」と言った
方がいたが、帰りはほんとに迷子になった。
教会の方が国際携帯を貸して下さったが、無けれ
ばえらい事だった。

その近代的最新大空港から、一転、カンボジアへ。
ギャップの大きさに戸惑う。日本の小さな地方の
空港だ。

カンボジアの空港に着くや、突然5,6人の男性
がドヤドヤと現われ、車に段ボールを入れてくれ
る。「何者なり?!」と驚くが、チップ目当ての
よう。助かると言えば、助かった!

空港の駐車場を出る時、A宣教師が係員に料金を
渡す。同行のBさんが「あー!!喋ったあー!」
何を? カンボジア語!(笑)

飛行機が遅れに遅れて、着いたのは夜の10時。
私は三度目の懐かしいカンボジア。好きで心惹か
れるカンボジア。
夜遅いので、さすが車は少なくスイスイと、ホテ
ルに到着。

A宣教師「これが総理大臣級が泊まるカンボジア
でも一流級ホテルで」皆で「ほう〜」と見上げる。
「Cさんが泊まるのは、その前のホテル」(笑)

超一流ホテルの、前のホテルであったが、なんの
なんの、とても立派なホテルであった。

立派で安全で、朝食付きで1泊4千円は、日本
では格安。しかし、カンボジアの公務員の給料が
1ヶ月3千円。「・・・」。

翌日は、大活気と熱気のカンボジアだ。朝からビー
ビー、ビービークラクションが鳴りまくり、車と、
バイクと自転車と、人とリヤカーが車道に混在。

人が突然車道にいて、それも悠然と歩いているから
びっくり。車ビュンビュンの中に、リヤカーもおる
し。「ちょっと!危ないし!」ようまあ(>_<)

左ハンドルの右側通行。右側通行で、中央線寄りを
走っていると、その左側に同じ方向に走る車がおる!
一瞬「え?!」真ん中に中央線挟んで「何でこの車、
同じ向きなわけ!!」
頭こんがらがるが、つまり、普通に、逆走してるって
わけ。
つまり、こっち側がひどい渋滞で、対向車線はガラ
ガラだったので、1車線拝借したよう。

赤信号無視は、しょっ中で、慣れて来て、信号守っ
てたら、「えー、守ってるんだー!!」
私達一行は、5人乗りの車に、大人6人子供2人が
乗っていつも移動(^^)何と便利なカンボジア!

10人乗りワゴンに20人以上、屋根にまで
乗ってたりする。バイクに4人乗り、5人乗り普通。
慣れて来ると、一人乗りのバイクなど勿体ないじゃろ
と思えてくる・・。

すべて、自己責任でといったところ。
機能不全交通ルール。まずパトカー自らが赤信号
無視。面白い社会だ。

暗黙のルールがしっかりあって、高級車優先。
低級車が道を譲ることになってる。

女性陣「だいたい車て、値段がわからんのじゃけど・・。
どっちが高いか、わからんし」(笑)

ベンツとレクサスが多い。お金持ちはすごい
金持ちで、日本の金持ちの比ではないそうな。
片や、裸で、裸足の子供達が物乞いに来る。
貧富の差が極めて激しい。

ベンツの前におろうものなら、ほんとにパッシン
グが来る。「邪魔、しもじもはそこのけ、そこ
のけベンツが通る」ベンツが泥だらけでユニークだ。

とにかく、皆が生きるのに必死で、もう熱気むん
むんのプノンペンだ!生きてる!って感じだ。