2006年06月01日(木)
  「砕かれる」

遠方のAさんから、電話。朝毎に祈っている姉妹だ。
電話に神様を感じて、とても恵まれた。

祈って欲しい、今、神様の取り扱いの中にあると。
厳しい試練が臨んで、思い煩いと不安、恐れで、心が
苦しくて、苦しくてたまらない。
ご飯も食べられなくなって、心が重苦しく、鬱になりそうな、
状況だった。

以前、親しい友Bさんが、離婚の大きな試練を通った。
後に振り返って、書いた証しがあった。その苦しみが
いかばかりか、書かれていた。
食事はおろか、もう何も出来ず、何も考える事すら出来ず、
朝、ベッドで目が覚めて、起き上がる事も出来ず、ひと息、
息をする事がやっとだった。
気力はすべて失せて、ただ、そこにいて、息をするのが
やっとだったと。

その証しを読み返した。以前は、自分に経験無い事で
よくわからなかった。
でも、今、形は違うが、そのBさんと一緒だった。
それは自分だ。すべて重なった。涙が溢れて、溢れて、
泣きに泣いた。

Aさん「私、砕かれた」。神様からの砕きだと受け止めていた。
しばらく神様から離れていた、今、立ち返らせようとの
神様からの愛だと。

祈っているのに、平安と恐れ不安が、どっと交互に逆巻
いて襲って来る。祈って欲しいと。

そして、その電話の後、来信。
「今日、話していて、神様が私の罪を示して下さいました。
神様に「助けてー」と叫んでいるのに、目を閉じて、この世
にしっかりしがみついている自分の姿が見えました。

神様が御手を広げて、助けようとしてくださっている。
私はただ、しがみついている物を離して、御手を掴めばよか
った。神様が引き上げて助けて下さった。
そして神様の翼の下で守られる。私は安心していればよい。
今日一日平安でした。ご飯も食べられました」

神様はご自身に近づけるために、試練を送り、砕いて下さる
こと、試練は痛くて辛くて苦しいけれど、真に神を知れること、
神の愛と慈しみの中にどっぷり入れられること、改めて、神様
を思った。

砕かれることはよくわかる。神は私達を砕かれる。後で、必ず
感謝だと思えるが、その時は痛いばかり。

Aさんに続けて豊かな祝福と守り、支えがありますように。
by 多恵子