2006年07月02日(日)
  「神様との関係」

前にAさんが、悩みを話した。どうしても嫌な人
がいると。何やかやと、悶々、話していた。

でも、結局苦しいのはその相手でなく、自分。
自分が苦しいばかり。

でも、それは、自分と神様の関係がおかしいから、
苦しくて平安が無い。
自分と神様の関係がすべてであって、神様との
間が平安であれば、何があろうと平安だ。

Aさんは、はっ!と、「ああ、そうですよね、
相手は関係ないですよね。自分が自分と神様との
関係をシャットアウトしてるから、平安が無いんです
よね。」

Aさんが、次に来た時、「平安になりました!」
「相手はどうであれ、自分が神様の前に罪を犯して
いることを、悔い改めました。
すると、不思議に、何やかや思っていた気持ちが
消えてしまって、平安になってしまったんです。」

前回の悶々としていた人とは見えない、別人みたいな
穏やかな晴れ晴れとした表情だった。

Bさんは、サークルで一人の人にきつく辛く当たられて、
辛くて辛くて、家に帰っても泣いていたが、祈って
いた時に、自分の心にも相手への憎しみや憎悪が
あることを示され、悔い改めた。

すると、相手が自分を妬んで、辛く当たっていること
が感じられ、そうしかできない相手も気の毒に思え、
気がつくと、その人の祝福を祈っていた。
その自分に驚いた。自分でなく、御霊の働きをもろに
感じた。心に喜びが来た。

神様と自分の関係がすべてであり、神様と自分の
関係が正しいなら、どんな時も、状況がどうであれ、
自分の心には平安があることを教えられる。

by 多恵子