2006年08月07日(月)
  「御霊による交わり」

岩国集会は、大変な試練の姉妹方ばかりが
集まっていた。広島ー岩国は距離があり、
行き来もなかなか出来ない。

そこで、機関紙を出した。岩国の様子を広島
に、広島の様子を岩国の人々が、互いに知れ
るようにと。

厳しい試練の中で、多くの主の奇跡を経験した。
それらを書く時に、余り抽象的では全然祝福が
伝わらないし、プライバシーを何もかもという
わけにも行かないし、最初の頃はいつも電話で
聞いていた。

Cさんにあの事やこの事、伝えて良いのか、す
るとある時、「もういちいち聞くな。私が言っ
た事、全部、100%全く構わない。いいんだ。
それが神様のために使われるなら、むしろ感謝だ」
他の姉妹達も全然構わないと言う。もうびっくり!

Aさんは「私、こんなんでなかった。今まで学
生の時も、職場でも、人に本音など一度も言っ
た事が無い。家庭の事など、絶対にどんなに親し
い友人さえ、誰にも言えなかった。それが心の底
にある事、何もかも言えるから不思議だ。

教会に来始めた時、連絡で教会のBさんが電話を
くれた。初対面だった。初対面のBさんがその
電話で、自分の事を赤裸々に話し出して、もうび
っくり!!こんな悩みがあって、今こんな試練が
あってと。

途中でほんとにさえぎって聞いた。『ちょっと待
って!そんな事、私が聞いていいの?』
すると、Bさんが不思議そうな声で「え?何で?
教会って、何を言ってもいいんだよ」と言った。

その後、教会で、今まで誰にも一度も言った事の
無い自分の過去や家の事や、気持ちが自然に言え
た。すごい事を言っても、皆が驚きもせず、誰も
変にも思ってないのがわかった。
それで、自分の内側が言えるようになった。」

自分達では全くなく、御霊が与えられた交わりで
あった。
by 多恵子