2007年01月04日(木)
  「着物はすり切れず」

大晦日の聖日礼拝は、申命記8:2−5だった。

「主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ま
せられた全行程を覚えていなければならない」

2006年も、歩ませられた行程をしっかり心
に刻んでいなければならない。

試練の荒野を通される。荒野は水が無く、食べ
物も無く、命を滅ぼす毒蛇やサソリがいる。
自らの力も知恵も全く役に立たない場所。人は
荒野で訓練を受ける。

その目的は、@心の中にあるものを知るため。
神はすでにご存じなので、自分が自分の本当の
姿を知るため。神は私達に自らの本当の姿を明
らかにされる。
試練の中で本性が出る。本来の姿がいかに罪深
いかを自分が知るため。
A神の言葉で生きる事を学ぶため。食べ物が無い
中、神は天からマナを降らせて下さった。マナで
養われた。試練の中で初めて御言葉の力を知る。

「あなたの神、主があなたを訓練されることを、
知らねばならない」5’

神は試練を与えられる。しかし、それは必ず益
となる。なぜなら、そこに神の愛があるから。

だから「この四十年の間、あなたの着物はすり
切れず、あなたの足ははれなかった」4’

救われて40年、伝道を始めて32年になるが、
本当にこの通りだ。
数々の試練はあったが、「あなたの着物はすり
切れず、あなたの足ははれなかった」。
決して着物はすり切れず、足もはれていない。

「あなたの一生を良いもので満たされる」詩篇
103:5
良いもので満たされ続けて来た。そこに神の愛
があったから。神の愛で満ちていたから。

by多恵子