2006年05月01日(月)
  「“今”を生きる」

「だから、あすのための心配は無用です。
あすのことはあすが心配します。労苦は
その日その日に、十分あります」マタイ6:34

神様は明日のための心配を一切無用だと言っておられる。
「今日」を生きるようにと。

★今日も、集会の交わりで、ご高齢のA婦人。
体調悪く、しばらくお休みしておられたが、回復されお元気に
出席して下さった。
「私、6回も転んだんです。家の中で。」
「まあ、何ともなくて良かったですねえ」「はい、まあ、神様に
守られました」「もし、外で転んでいたら、けがしてたかも知れ
ませんよねえ」「ええ、確実にけがしてたと思います」

「貧血があり、フラフラしながら、独り暮らしなんですが、
神様がおって下さるから、もうくよくよ思い煩わないんですよ。
経済的にもね、ギリギリなんですが、それもお委ねしてます。
空の鳥を見よ、野の百合を見よ、と言われる神様が、
必要は与えて下さるから、心配しません。」
「朝起きて、感謝じゃねえと思える毎日が感謝でならない
です」

物でなく、富でなく、自分の力でなく、神様の御手に
よって支えられている平安と喜びは、何にも変えられない。

朝、起きた時、喜びが心に湧き上がる。この1日嬉しいなあ
と思える。外からの刺激による喜びでなく、内側から御霊の
喜びがふつふつと湧き上がる。神様を知ってるって、御手に
守られているって、なんて幸せなんだろう。

★別のご高齢の婦人も、お身体強くない、経済的に働かないと
食べて行けない、それも一つの仕事では無理で、二つの
仕事をしておられる。
どれ一つ取ってみても、お身体のこと、経済的なこと、将来
のこと、不安と恐れのどつぼにはまりそう。

しかし、全く、全然思い煩いが無いと言われる。
いつ会っても、感謝で、感謝でとお顔が平安で、喜んでおら
れる。神様が「明日のことは思い煩うな」と言われるから、
思い煩わんのですと。
とにかく、今、身体が守られ、今日元気に過ごせる事を
感謝しておられ、明日以降のことは完全に委ねておられる。

「今日」を、「今」を、感謝して感謝して、「今」を生きて
行きたい。
by 多恵子