2003年08月11日(月)
  正直な自分

C子ちゃんが言った。
「心の中では、気がきかないDさんに、思い
きり腹を立てているのに、顔はいい顔をして
る。ここまではまだいいが、次から平安無く
なるのがよくわかった。

それは、Fさんが、そんなDさんの悪口を言
う時だ。

もうDさんはー!と言った時に、心の中では、
その悪口にしっかり同意して、してやった
り!!と、もう快感ー!なのに、口では、まあ
まあ、そんな事言わないでと、クリスチャン
面をする自分。

その自分の嫌らしさに、向き合いたくないか
ら、その思いを見て見ぬ振りをする。
その時はいつも、心の中が、もやもや、もや
もや、平安がない。

偽善をして、人を欺いていると、それが自分
にきっちり返り、今度は自分が自分に欺かれ
て、闇の中に陥ると知った。

自分にきっちり向き合わないで、偽善のまま
に歩む恐ろしさを感じた。
顔はいい顔をしているが、心はそうでない時、
神様に自分の正直な心を、きちんと言うよう
にした。

まず、神様に、「今、あの人にむかついてま
す」「神様、ほんとに、むかつくー!!」
「もう、嫌いだー」「あの態度が気に障る」
と、気持ちを、告げていると、思いが、すう
ーっと消されて行くことを経験した。

そして、自分がはっきりと見えて来た。
今まで、全然神様のもとへなど行っていない。

自分は、「古い自分」を、「新しい自分」が
対処しないといけないと思っていて、ずっと
そうしていたと。
だから、神様抜きの、自分の力でやっていた
ことが、わかった。だから、心のもやもやが
晴れなかった。

今まで「愛せません」と祈っていたが、それ
は抽象的で、観念的で、そして、何か高尚に
聞こえて、だまされてしまう。

本当の気持ち「むかつきます!」と祈ると、
全然違ってくる。だまされようがなく、自分
の姿があらわになる。

四六時中、神様のもとへ行けばいいわけで、
ものすごく心が楽になった!解き放たれた。
嬉しい。」

自分の力と神の力の、この相違!!!
一つ一つの正直な気持ちを神様に告げるっ
て、それを自ら認めているわけで、そこか
ら来る祝福!!

by 多恵子