2005年07月01日(金)
  「いつも二つから選択」

クリスチャンには新しい性質と古い性質、二つの性質
が内にあるから、信仰生活、日々の生活は複雑だ。

<いのちの御霊の原理>と<罪と死の原理>(ローマ
8:2)が今も働いている。
「罪と死の原理が働いてて、常に下に、下に、罪の方へ
肉の方へ、落とそうと、足を引っ張っているものがある
のよくわかります」「いつも下に、下に、なんですよね」

「でも、いのちの御霊の原理が上に、上に、私達を
保っていることが感謝ですねえ」

万有引力の法則が働いていて、必ず物は下へ落ちる。
しかし、万有引力の法則が働いているに関わらず、
それに打ち勝って、鳥は空を飛んでいる。命がある
から。命の御霊の原理は罪と死の原理に打ち勝って
空を飛ぶ。

「いつも心の中に、二つの反応があるのがわかる」
自我の反応と、御霊が導いておられる反応。

「相手が嫌な態度で来ると、肉は、一言嫌みを
言ってやろう、すっきりする。でも、御霊は優しい言葉
をかけて上げなさいと、正反対の二つがくっきり
浮かび上がる」
「自分が選択した方が、実になる。御霊を選ぶと
自分も平安、周囲にも潤いと温もりを撒く。
肉を選ぶと、肉はすっきりするが、しかし必ず
平安が無くなる。又、自己嫌悪になり、落ち込む。
周囲にも、嫌な荒んだ空気、害毒を流す」

常に二つの心があり、御霊様は、御霊の方を
選べ、選べと促して下さる。
サタンは、肉を選べ、選べと誘惑して来る。
どちらかをいつも選んでいる。それが結実する。

「二つの反応がわかる時は、選べるし、わかる時は
選ぼうとするが、わからない時は、肉に行ってしま
っている」(笑)
その時は、凄い勢いで肉に流されていて、気づかない。
あとで、振り返った時にわかる。

サタンは自分を隠すのが最大の攻撃方法。
背後で働いて、どんどん働いて肉に引っ張って行く。
しかし、気づきを与えて下さる事に感謝。

御霊に自分を委ねて行く時、自由にされて、
喜びが心に湧き、従いたい思いが来る。

by 多恵子