2006年08月03日(木)
  「時代は変わった」

25年前は、まさに教会学校の時代であった。大勢の
子供達が集った。

30、40名と集い、イベントだと20名の新来者も
普通だった。キャンプ、凧揚げ大会、スポーツ大会、
遠足、夏期学校、クリスマス等、子供達と楽しかった。

恒例、南原峡テントキャンプでは、まず炎天下の整地
から開始。スコップで石を掘り起こし、平地にしテン
トを張る。40名近くのため、6,7ヶ張るので、昼
前到着し、張り終わるのが夜。ふう〜。ヘトヘト。

そして、翌朝にはすぐテントたたみに入る。これが男
性陣の仕事、重労働だった。飯ごう炊さんで、自炊も
また楽しだったが、後には雨でもいいよう、少年自然
の家を使うようになった。

しかし、神の創造された自然の中で、しばし世から離
れ、御言葉と祈り、賛美と交わりの世界に入ると、そ
こに神がおられ、神の恵みが輝くばかりに溢れた。

子供達の素直な心が真っ直ぐ神様に向き、生き生きと
喜びに溢れて行くのが、その変化がじかに見て取れた。

もろに心が神様に、恵みに、どんどん満たされて行く
子供は素直だ。ほんとに心の問題なんだと、目の当た
りに見る。
子供が喜びに輝いて行く姿を見れるのが、それが何よ
りも一番の祝福であった。

今、時代が大きく変わったと感じる。
うちの子供達、一人で幼稚園から徒歩20分ぐらい
かけて歩いて行き来していた。寄り道しながら探検
しながら、通った事の無い道を探すのを楽しみにし
ながら。
別に親も幼稚園側も平気だった。必ず同伴という事
も無かった。古き良き時代??

今、絶対にそんな事出来ない。2才の孫をスーパーに
連れて行く時も、一瞬たりとも絶対に目を離さない、
離せない。一人に絶対にさせない。事件等で、いつも
子供がいなくるのが、一瞬目を離した隙。

なかなか一人で子供達も教会学校へ来れない時代に
なった。
今、会堂のご近所の可愛い子供さん達が教会学校に
来てくれている。出して下さる親御さんに感謝だ。

by多恵子