2006年08月02日(水)
  「赤字の恵み」

今、教会で25周年記念集会に向けて、25年間のまとめ
をしている。楽しい事、試み、恵み、あれやこれや思い出す。


母教会から独立し、経済的にも自立開始。学生がほと
んどで、神様頼み。毎月、毎月必ず赤字だった。
赤字献金をする事になり、毎月、不足分のために献金
した。
各自が祈り示された額を献げる。すると、不思議な事
に必ず必要額が満たされ、少し多い目だった。毎月、
毎月その奇跡が延々続いた。

誰も相談しないのに、又、一人一人その月々に都合
もあり、献げる額も一定でなく、バラバラなのに、
<必ず>満たされた。しかも少し多い目に。

皆が、5つのパンと2匹の魚を献げると、必要満た
され、パンくずが12のかごに余った通りに。まこ
とに「私の仕えている、主は生きておられる」事を、
皆で実感して来た。
この赤字を通して、私達の<信仰>が培われて行った。
貴重な赤字であったかも知れない。

又、赤字であるのに、対外宣教献金が多く献げられ、
よく他教会の先生方から驚かれた。しかし、台所火
の車で面白かった。教会の皆は、とてもよく献げる
人々であった。

これから18年後に、驚くべく新会堂が建つが、私達
の教会の新会堂、赤字の中で建てられ、建ててる最中
も赤字で、建設後も赤字。
赤字でも会堂が建つ、神様本当にユニークだ。不思議だ。

でも、不思議な事に、赤字はあるが、目の前のどう
しても必要な経費は、必ず与えられた。100%完璧に!

目の前で、紅海が分かれて行くのを常に見て来た。
ずっと奇跡だった。

「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あな
たがたのために行われる主の救いを見なさい」

「主があなたがたのために戦われる。あなたがたは
黙っていなければならない」

25年間、まさにこの通りであった。
by多恵子