2010年06月07日(月)
  「境界線」

Aさん「断らなければならない事態があった。でも、
何だか断りにくい。断ると相手に悪いのでは無いか。
それで、相手に察して欲しいと思いつつ、それとなく
距離を取りながら、相手に察していた・・

尚も、断れずに、その場を何とかぐずぐずと、
中途半端にしていたら、こじれてしまって、結局、
はっきりと断らなければならない状況に至ってしまった。

相手を傷つけてしまい、自分も傷ついた。もうしばらくは
その事で頭が一杯で、ものすごく反省させられ、考え
させられた。

きちんと最初から誠意を持って断っていれば、余計な
事にならずに済んだものを。自分の心を探ると、
人に良く思われたい、ここが弱さだと示された。
良い人でいたいから、断れない。でも、学べて感謝
でした」

Bさんと、「うん、うん。でも、わかるよねえ(^_^;)」

Bさん「ある、ある。頼まれ事をして、断れずに、何とか
なると引き受け、よく考えてみたら、時間的に、労力的
に、無理というか不可能。

結局、謝って、断る羽目になる。迷惑かけてしまって、
こちらも恥をかくし、これなら最初からきちんと断って
おけば、何の問題もないものを。

やっぱり、根は良く見られたい。良い人でいたい。
断ると、相手が傷つくのではと思うが、きちんと断らない
事で、返って傷つけること教えられる。」

「境界線の学びであったけれど、誰の心にも“親を喜ば
せたい子供”の部分があって、子供は親を喜ばせたい、
その親が、目の前の人となり、喜ばせようとする。
だから、ノーが言えない」

“御言葉通りですねえ。「はい」は「はい」、「いいえ」は
「いいえ」とだけ言いなさい。それ以上のことは悪い
ことです。”マタイ5:37

Cさん「ノーを言うこと、自分の気持ちをきちんと表現
する事は、練習、練習ですよね。

自分は、自分の気持ちを全く表現できない事がわか
った。
きちんと表現しないから、相手は全くわからず、通じず、
相手を苛立たせてしまう。
自分の気持ちを伝える事は、自分の責任だし、これは
練習ですよね。」

「まず、自分の気持ちが、自分でちゃんとわかる事が
必要ですよね。」