2002年03月06日(水)
  嘘がない

先週、集会に一人の婦人が来会。

アメリカから子供と帰省中に、突然、アメリカ
の義父が亡くなった。二度と会えないなどと思
って出て来なかったので、余りのショックで、
どうしていいかわからない。とても良い義父だ
った。話しながら泣いている。

義父と夫はクリスチャン、自分はノンクリスチ
ャン。何もして上げられない、どうも出来ない。
だから、義父と夫の拠り所である教会へ、自分
も来たいと思って、来ましたと。

夫は優しく、教会へも、信仰も強いる事はない。
自分が行かなければ、夫は一人で教会へ行く。
出来れば自分も信じたいが、御言葉を聞くと、
ガアーと反発が心に起こり、反発で一杯になる。
信じられないし、わからないし、自分の思いは
起こってくるし、心は悶々で何が何だかわから
なくなる。

彼女の、素直なありのままの気持ちに、こちら
の心が触れる。何かとても恵まれる。

自分の思いも、反発もあって構わないから、
取りあえずは、それを横において、聖書を聖書
として、御言葉が何を言っているかを聞いてみ
たらどうか。

あ、そういう風に考えた事は全く無かったです。
そうしたいです。アメリカへ帰って、教会へ行
きます。そして、聖書が何を言っているのかを
聞きます。今日は来て良かったです。有難うご
ざいました。

お義父様は天国におられて、今、全き喜びと安ら
ぎの中におられる。イエス様を信じたら、天国で
お義父様と再び会えるよ!!

ごまかしと嘘のない、正直な彼女の心に触れて、
私の心は、神様に触れた。ごまかしの無い正直
な心に出会う時、こちらの心が真に恵まれる。

他の婦人達も共に「お義父様の死を通して、彼女
救われるような気がしますね」

by多恵子