2011年11月12日(土)
「感謝できる」
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Aさんが、3年前に、苦しい、辛い、厳しい所を
通った。非常な苦悶、激痛を伴う試練だった。
以前も、厳しい試練を通った。気がどうにかなり
そうなほどの苦しみだった。
朝、目が覚めて、ひと息、息を吸うことがやっと
なほどの状態だった。憔悴しきった。
そんなに人生最大の試練だと思ったが、でも、
感謝できた。
しかし、この3年前のそれに次ぐ試練は、絶対に
無理と思えた。以前の試練は感謝できたが、
これは絶対に不可能。感謝なんて出来る日が
来るなどと思えなかった。絶対に感謝できない
試練。
Aさんが言った「あれから3年たって、今、感謝
できる。あの時は、今も、これから将来も、その
事で、感謝など絶対に出来ないと思ったけれど、
今、本当に感謝できる!
その事があって、ただただもう感謝でならない」
「神様はすごいよねえ。奇跡だ」
Aさん「自分の高ぶりに気づかされた。砕きの
御手だった。砕かれた。
その時は、全く見えなかった。自分が正しいと
思うばかりで、相手をどんどん責めて行くが、
全く気づかない。
自分は正しいというメガネをかけているから、
そのメガネを取らない限り、間違っている事
がわからない。
時を経て、苦しみを通して、砕かれ、冷静に
見えるようになった。
今だと、何で、あんなに、相手を責めたの
かわからない。
何で、あんな風に考えたのかわからない。
今は、受け止めることができる。
自分が変えられた。砕かれたんだと思う」
「あんなに絶対に感謝など不可能と思った
事が、今、心から感謝できるんだから、これ
から何が起きても、ほんとに神様にあれば、
大丈夫で、感謝しかないんだなあと」
「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせ
でした。私はそれであなたのおきてを学び
ました」詩編119:71
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