2013年08月16日(金)
  「従う祝福」

続けて一歩づつ導かれることについて。


その宣教師さんは、アメリカのミッションボード
から日本宣教に遣わされて来ていた。

ある時、神様から日本を出て、ハワイ宣教に出る
ように語られたと。

教会員である私たちに話して下さったのは、2年
後だった。

本当に神の導きなのか、間違いではないのか、2
年の歳月をかけて祈り続けたと。しかし、神の導き
は無くなるどころか、ますます深まるばかりだった。

そして、確信が揺るぐことが無くなった時点で、私
たちに話して下さった。

聞いた私たちは、突然のことで皆で非常に驚いた。
だがあ、2年間祈り続けて確信が変わらないとの
ことで、神様が、そのように導いておられるので
あれば。

自分たちは無牧になるが、受け止めて、皆で送り出
そうと話し合って決めた。

日本宣教ということで、母国のミッションボードから
サポートを受けていたので、日本でなくなると、
そのサポートは打ち切られてしまう。

しかし、神の確かな導きなので、ミッションボード
からのサポートが切れても、神ご自身に頼って
行くと。

ハワイは、誰も知り合い無く、神様だけを頼って
行きますと。

渡航少し前に、日本にいる友人のアメリカ人宣教師
がお別れだからと、遠方から会いに来られた。
1週間滞在され、最後の交わりをされた。

そして、いよいよ渡航当日、私たちは空港まで行き
見送った。

無事にハワイ着との連絡が入り、何とサプライズ!!!
そのお友達の宣教師さんの親しい知人がハワイにいて、
迎えてくれるよう連絡しておかれたと。

空港に着くと、迎えが待っていて、先生たちは本当に
驚き、めどがつくまで滞在するようにと、家に招かれた。

先生はバイトを探し、バイトをしつつ、ガレージを
集会所に模様替えし、ハワイ宣教を初めて行かれた。


主は、従う者に、常に、必ずすべての必要を、完璧に
備えて下さる!!