2014年08月15日(水)
  「ゆだねること」

ずっと山あり谷ありの、波瀾万丈の人生を
歩んで来たAさん。

もう次から次へと、試練続きで、言葉に尽くせぬ
いろんな事があって、息つく間もなかった。

次々と、目の前のことをこなすのに精一杯で、
ただただ一生懸命だった。

いつも大きな重荷が押し寄せ、対応だけでも
全身全霊注ぎ、必死に生きて来たように思う。
ずっと、常に問題があり、重い荷があった。

しかし、それが長い歳月を経て、今、荷が全く
無くなってしまった。すべて失せてしまった。

思い煩いも、心配も、不安も、何も無い。
こんなに平安でいていいのだろうか、そう思う
ぐらい平安で。

人生で、こんなに荷が無い状態は初めて
だと。
感謝しかなく、心が安らかで、穏やかで、
平穏の中におかれている。

でも、決して問題が無いわけではない。
あの事も、この事も、思い煩おうと思えば、
不安を抱こうと思えば、幾らでもできる。

しかし、それは、一つ一つ、神様のふさわしい
時に、神様が成し遂げて下さると、心底思える、
信じられるのだと。


「あ、神様にゆだねたんだ!それでなんだ」

「そう、ゆだねた」

「ゆだねきったから、全き平安なんだ」

「そうだと思う。だいたい、ゆだねるという事が、
全くわからなかった。

どういう事がゆだねることなのか。どうなれば、
ゆだねた事になるのか。

ゆだねたと思っても、自分がしっかり握って
いるし、思い煩いは全然無くならないし、

ゆだねるという事も、神様によらないと
できないんだと。」

「御霊の導きに、ほんとに感謝(*^_^*)」