2014年09月01日(月)
  「神様の布石」

Aさんと、今まで神様が見えるところ、見えないところ、
思いを越えて、導いて下さっていたことを話していた。


「自分の親は明治生まれで、因習の強い、閉鎖的な
大変な田舎なんですが、自分が信仰持った時に、
不思議に親に反対されなかったんです。

というのは、明治生まれの親が若い頃、そんな田舎
に宣教師が来ていて、かやを背負って歩き、宣教
していたと。

その宣教師に、ものすごく良い印象を持っていて、
自分の信仰が反対されなかったのは、その宣教師
のお陰だと思いました。

後に、両親共に主を受け入れてくれて、もう二人共
天に帰ったんですが、本当に感謝でした。
その宣教師の働きが、大きかったと思います。

その時はわからないが、後に実を結ぶんですよねえ。
その宣教師さんも、天で、大きな報いに驚かれるで
しょうね」


私も、イエス様を信じた時に、父は全く反対しな
かった。むしろ良いことだと言っていた。

話してくれたところによると、大正生まれの父が
子供の頃、田舎で、お菓子など全く無かった中、
おじいさんが子供たちを集めては、お菓子をくれ
て、聖書の話をしてくれたと。子供たちは大喜び
だったと。

とても優しいおじいさんで、その頃の菓子など、
今と全く違い、大変な犠牲で、それが終生残る
非常なインパクトだったようだ。

その方のお陰で、私も反対されずに、信仰に
進めたのだと。

父はまだ未信者だったが、開拓伝道に出た
クリスマスには、子供さんたちにお菓子をと、
お金を送って来てくれた。

そのおじいさんのことが、どれだけ歳月を重ねて
も、変わることなく心に深く残っていたのだろう。

父も、老後、イエス様を受け入れ、救われて、
天国に帰った。


神様の布石に感謝。神様は、布石を打っておられるの
だなあ。