2016年02月05日(金)
  「ギブアップ」

ペテロの学びをしていた。

ペテロは、主に従うことにおいて、自信満々だった。

「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、
私は決してつまずきません」

本心でそう思っていた。
自分の弱さを知らなかった。
それゆえ、主が前もって言われた通りに、主を裏切ってしまった。
主を三度否み、最後は呪いをかけて誓って知らないと言った。

ペテロは自分の思いと自分の力で従っていたので、従い通す
ことができなかった。
ペテロは砕かれた。

しかしペテロは裏切った時、主に向き、主の言葉に向いた。
そして、合わせる顔もない中、主の指示に従って、ガリヤラ
へ出向いた。
そこで、主はペテロに三度「わたしを愛するか」と問うて
下さって、ペテロを回復させ、癒された。
もう資格もないと思ったであろう、主の働き人として再度
立たせられた。


Aさん「自分の弱さを知ることが大事ですね。恵みは十分で
弱さの中に、神の力が完全に現れるのですね。

弱いからこそ祈り、主にすがり、拠り頼む。
自分の弱さを知らないから、祈ることも頼ることも薄いんですね」

Bさん「イエス様にあって、以前のたばことギャンブルがずっと
止められています」

「主の取り扱いの中で、依存症からの脱出は、自分に期待
しないことだと、教えられています。

自分の意志に期待しないで、神様い期待する。

自分にはどうにもできないとギブアップして、神に委ねつつ
今日一日と必死に祈り、すがり、それの積み重ねが脱出
につながりました」


「ギブアップして、自分に期待しないこと。主に拠りすがること」。


信仰生活もう50年になるが、主の奇跡を見て来たのは、
まさにこの時だった。
どうにもできない、全くできないことを認めて、ギブアップし、
神様に明け渡すこと。
その時に、奇跡が起きて、180度変えられて行った。
自分で全く何もしていない。一方的なみわざだった。