2016年10月11日(火)
  「続・祈りの妨害」

ハンナの祈りを学ぶ。
子供ができない悩み、苦しみ、悲しみ、辛さ、
を抱えていた。
当時は迷信により、不妊は神様の祝福がないこと、
とされていた、それが何より辛かった。
周囲の目、ペニンナのいじめ、苦しみはもう瀬戸際だった。

ハンナは決意して、祈りに持って行った。
泣いて、叫んで、心の苦しみ、嘆き、怒り、悲しみの
すべてを主の御前に吐き出した。
必死に心を注ぎ出していたので、見ていた祭司は酔っ
払っていると思ったほどだった。

心の奥まで吐き出した。
私たちも、誰にも言えない事を、主に何もかも告げて
行ける。
心の奥底を言葉で言えた時に、受け止められたとの
確信が来る。心がすっきりする。
まだ、事態は解決していなが、心は不思議にすっきり
する。主との交わりから、平安が来る。


「その事を、普段すごく経験するんです。
人に言えない事も、祈りの内に、神様に打ち明けて
行ける。
自分の中にある、憎しみや妬みや、裁きや高ぶりやら、
ドロドロの思い、誰にも見せられない、醜い自分、

でも、それを神様に一つ一つと言い表して、告げて
行く時に、本当に心がすっきりするんです。
すうっーと平安にされるんです。驚くばかりです。

悩みがある時も、問題はまだそのままそこにあるが、
心の内を打ち明けて、委ねて行く時に、確かな
平安を経験します。

それが、わかっているんです。
必ず主のもとに行って、祈ると、平安になることを。

わかっているのに、固い固い、頑固な自我があって、
祈りにもって行かない自分がいるんです。
自分の醜さを認めたくなかったり、弱さを見るのが
嫌だったり、罪を認めたくなかったり、するんだと
思います。

祈りに持って行かない、祈ろうとしない、ものすごく
頑なな自分がいます。
サタンが肉に働いて来て、妨げるんですね。
祈らない自分と戦いながら、神様に助けを求めて
祈りが与えられる感じです。

神様に助けてもらわなければ、祈りもできないことを
教えられます」

祈りをどこまでも、妨げ、奪おうとするサタン。

サタンの攻撃をわきまえて、


「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち
向かいなさい。
そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」
ヤコブ4:7