2019年01月17日(木)
「偶像」
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かなり昔の映画、「十戒」をテレビで放映していた。
用事をしながら、ところどころ観ていた。
紅海が分かれるシーンは、今、観ても十分劇的だ。
CGなど無い昔なのに。
で、その後に、モーセが十戒の石版をもらうために、
山に登って、40日が経過した時。
モーセは長く戻って来ない。
モーセは死んでしまったのか、どうなったのか。
民は動揺し始め、何と、アロンに頼んで、金の子牛を
作る。
え?何で?少し前に、後にも先にも無い、大々的な奇跡を
見たばかり。
何で、すぐに偶像?奇異に感じるが。アロンもモーセ不在で民
をリードしなければならないのに、民の言うままになる。
群集心理に身の危険も感じたのだろうか。
“彼がそれを、彼らの手から受け取り、のみで型を造り、鋳物の
子牛にした。
彼らは、「イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上
ったあなたの神だ。」と言った”出エ32:4
金の子牛が作られ、民が言った。
「イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上った
あなたの神だ」と。
つまり、木の神やら、石の神のような、別の偶像ではなくて、
この金の子牛が、紅海を分けて奇跡を起こした神、まさに
エジプトから連れ上った、唯一のまことの神だと。
エジプトに430年いて、エジプトは偶像の地で、偶像が普通で、
見える神に馴染みが強く、それが神であり、影響が大きかったの
かも知れない。
荒野の間中、水を出し、マナを、うずらを降らせ、40年間、すべての
必要を与えられた。雲の柱、火の柱で、常に共におられ臨在をもって
導かれた。
“この四十年の間、あなたの着物はすり切れず、あなたの足は、
はれなかった”申8:4
様々な訓練はあったが、完全に守られた。
クリスチャンである自分は目に見える偶像は拝まないが。
木の神、人間の神、石の神・・
でも、唯一のまことの主を信じ、礼拝していながら、同時に心に目に見え
ない偶像があるなら、富や、自己実現、名誉、地位、人からの賞賛、
プライド・・
イスラエルの民と同じではないかと。
・・鋳物の子牛にした。
彼らは、「イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上
ったあなたの神だ。」と言った”出エ32:4
この言葉は衝撃的だった。
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