2020年06月19日(金)
  「続・試練が感謝でした」

Bさん
「主人を亡くしましてね、戦後の混乱の中で、誰も、頼る当てが
ありませんでした。、

子供たち抱えて、食べる物も無い時代で、もう、どうやって
生きて行けばいいのか、真っ暗で、途方に暮れました。

ほんとにもう、どうしてよいのやら。

そして、狭い一部屋の住み込みの仕事があって、もう必死で、
働きに働きました。混乱期に仕事自体が無く、きつい肉体労働
でしたが、もう、ただただ食べるのに、必死でした。

身体はもう毎日へとへとで、ぐったりで、ものすごく辛く苦しい
日々でした。

そんな中、教会に誘われ、行きたいと思ったんです。
瀬戸際の、苦しい中で、すがれるもの、支えが欲しかったです。

行った先の教会で、イエス様を信じ、救われました。
神様のご愛を知れて、まあそれは嬉しかったです。


人生の最後に来て、振り返る時、その時が人生の中で、最も
辛い辛い、苦しい時でした。

でも、砕かれました。へりくだらされたと思います。
今、思うと、感謝しか無いです。あの試練があったから、今がある。

もう感謝で、感謝で、あの苦しみがあって、本当に良かったと。
本当に高ぶった人間だったです。あの試練が無ければ、どんなに
恐ろしいことになっていたかと思います。

高ぶりを砕いて下さるためだったとわかります。
心の底から感謝できるんです。

ほんとにその時はわからず、辛くて苦しいばかりですが、「後になると」
感謝できるんですよねえ。感謝に変えられるんですねえ。

試練は痛くて、苦しいけれど、感謝です」


「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれで
あなたのおきてを学びました」詩篇119:71