2022年02月10日(木)
  「大試練の中で、主の平安」

Bさんは、このNYでの再会の前に、大変な試練を通っていた。

離婚を通ったBさん、今までの人生で離婚が一番
厳しい試練だったと。

それが離婚になったと同時に、母国の親族から、実父様の
危篤の連絡が入った。
二つの大変な事態が同時に起きた。

当時はまだ携帯は無く、家電話の時代で、国際電話が
Bさんから、かかって来た。
とにかく急遽帰国し、父親に福音を語りたいので、祈って
欲しいと。
突如の大変な事態に、主に拠り頼み、電話口で心合わせて祈る。

とにかく、取る物もとりあえず、帰国した。
するとお父様は、今日明日という状況ではなく、まだ大丈夫で、
思ったより落ち着いた状態だった。

ほっと安堵し、とにかく病院のベッドにへばりついて、お父様
のお世話をした。

1週間近く、ずっとたましいの救いを祈りながら、そばについて
いた。

大変和やかな、幸いな父子の交流の時とされた。
今まで、ずっとお父様とこんなに親しく話した事が無いと。

というより、話をした覚えが無いと。
すべてを取り返すかのように、小さい頃の思い出話が
次から次へと出てと。

懐かしく、楽しかったあんな事、こんな事を話し、二人で
笑い、心通い合う、幸せな祝福の時間とされた。、

まだ大丈夫そうなので、一旦戻ることにし、明日発つ
という最後の日に、「お父さん、神様のお話しをしてもいい?」
と聞いた。

「ああ、いいよ」との答えをもらい、神様を感じ、祈りながら
福音を話した。じっと聞いて下さった。

お父様は、大変な責任を負う立場にあり、状況上、よく理解でき、
心の中でいいので、神様に気持ちを伝えてねと告げた。

御言葉の種を蒔けた確信、伝える事が出来た喜びに、
あとは神様にお委ねできて、大きな感謝と平安で、
日本を後にした。


Bさんは、別の大変な試練を負うまっただ中で、主にすべてを委ねて
御心に従って行動して行った。


大嵐の状況で、とにかく主に従う時、「主の平安」を心に下さる
ことを見せられた。

“わたしは、あなたがたに平安を残します。
わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。

わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います”
ヨハネ14:27