2023年06月07日(水)
  「偶像の事で、神の栄光」

「偶像」の学びの中で、

「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。
上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、
地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造って
はならない。

それらを拝んではならない。

それらに仕えてはならない。あなたの神、主である
わたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎
を子に報い、三代、四代にまで及ぼし」
出エジプト記 20:5

と、偶像礼拝を禁じている。


もうずっと昔に、若い頃、4,5人のスタッフ方と
共に、教会学校をし、聖書のお話と工作やゲームの
イベントをしていた。

その聖書のお話の中で、偶像礼拝、神様以外のものを
拝んではならなと、子どもたちに伝えていた。


・・・・・・

そんな中、小学6年のCちゃんの、ずっと病気だった
お父様が亡くなられた。

するとCちゃんが、大好きなお父さんだけど、
亡き骸は拝まないと、お母さんに言ったと。

教会内のクリスチャン婦人が、その未信者のお母様
と親しい間柄で、お母様から相談された。

お母様は未信者で、神のことは知られないので、拝
まないと言われて、びっくりされたと思う。それも
大切なお父さんのことであるので。

クリスチャン婦人に相談され、私たちの教会は、
当時、無牧で、牧師がおらず、とにかく教会学校の
先生たちに連絡が入り、皆が集まった。

Cちゃんと一緒に、皆でお祈りした。

そして、Cちゃんのお母様に、聖書からまことの神
のこと、救いのこと、偶像礼拝のこと等をお話した。

Cちゃんが、お父様のことを尊敬し、大切に思い、
大好きで、愛していること、しかし拝むことは
しないことを伝えると、理解はして下さったようだった。

更に皆で祈った。

ずっと寄り添っていたクリスチャン婦人が、お母さん
に、
「どうでしょうね、Cちゃんの神様に従いたい気持ち
が強くあるので、Cちゃんの気持ちを受け取めてあげ
るのは、どうでしょうね。」と、

するとお母様が、「はい、そうしてやりたいと思い
ます。」と。

・・・・・・・
もう、びっくりした。

神様が、働かれたことを目の当たりに見せられた。

お母様も、ご主人が亡くなり、いっぱいいっぱいの
中、子どもを理解して、受け入れてあげられた事に
神様を感じた。

クリスチャン婦人とCちゃんお母さんの信頼関係が
あったことも、大きな事だった。


偶像の学びをしていて、ふと思い出した、昔の
出来事だった。神様の栄光だった。