2004年04月25日(日)
  賜物に生きる幸せ

青年会で、A子ちゃんが証しをしてくれた。
この4月から転職というか、新たな進路に方向変換
して前進した。その心の軌跡を詳しく話してくれ、
皆でとても心恵まれた。

就職2年目に、突然外回りに配置換え。A子ちゃん
にはそれは苦手で苦痛、又、ノルマもあって、日々
時間の余裕も無く、精神的にどんどん追い詰められ
た。
日に日に辛さと苦しさは募り、許容量オーバーとな
って行った。
聖歌556番“祈りすれど 手応えなく 求むれど 
得ずして 重き心 抱き続け 苦しむは誰ぞや” 
の通りで、

“汝が持てるものを 主の手に ことごとく ささ
げしや 条件つけず 降伏せば 勝ち得べし 勝利
を” で、A子ちゃんは献身した。

その後、同じ仕事をする中に、喜びが出て来た。神
様に委ねていると、ノルマが天から降って来る、神
様が与えて下さる事を経験した。
その仕事の中で、高齢者と接する時、どの世代と接
するよりも、心がしっくり来て、ピッタリ来る事を
発見した。

祈りを積む内に、高齢者との関わりをライフワーク
にする事を導かれた。その道に進むため、学校に入
り資格を取る事の志を与えられた。

しかし、実際、仕事を辞めるのは大きな事で、決心
と勇気が要った。現状からの逃げではないか、との
意見もあった。しかし、献身後、今、仕事に喜びが
あるし、前向きに取り組めている。返って、逃げで
はないと自分自身も確認できた。

確信持って、仕事を辞し、次の進路に進む事ができ
た。この4月からその学校へ通学している。毎日が
楽しくて、喜びがあり、感謝で感謝でならない。
改めて神様の導きであったことを確信できている。

証しを聞いて、一人一人の青年達が感想を述べた。
・賜物の道に進むことは素晴らしい。人生で一番の
喜びであり祝福。生き生きと生きることができる。
自分も与えられている賜物をしっかり知って、用い
たい。

・苦しい外回りの仕事に変わったので、献身できた
し、賜物が発見できた。神様にはご計画があり、辛
い苦しい事も、それを通して、更に益とし、みここ
ろの道へと導いて下さる。

・苦しみの中、祈って、求めて、みこころが示され
て、その道を歩めることは素晴らしい。自分もいつ
もみこころを求めて歩みたいと思った。 

日々、生き生きと輝いているA子ちゃんを見て、賜
物が生かされる人生って、最高に幸せだと感じる。
by 多恵子