2005年01月20日(木) 「失望しないで祈り続ける」
母に癌が発覚し、手術はできず、見守り状態になった 時、福音を語り、神様のことを語り続けた。 罪のこと、十字架の身代わりの死、滅びと天国、救い はプレゼントであること、福音は理解できるが、自分 はまだすぐには信じることは難しいと行った。 死は迫っており、信仰与えられることは、神の働きで あり奇跡だと、祈るばかりであった。とにかく救われ て欲しい・・それだけであった。 その日、家に戻り、夜、神様に向かった時に、はっき りと御言葉が臨んで来た。 “いつでも祈るべきであり、失望してはならない・・” ルカ18:1 “まして神は、夜昼神を呼び求めている選民のために さばきをつけないで、いつまでもそのことを放って おかれることがあるでしょうか”ルカ18:9 失望しないで続けて祈りなさい、38年祈り続けて来 た母親の救いに、必ず決着をつけて下さると語られた。 とにかく天国へ行って欲しい。絶えず祈り続けた。 雑用しながら、頭を使わない集中しなくて良い時は いつも祈り続けた。 すぐに信じるのは無理と言っていた母が、少しづつ変 わり、天国へは行くと言い始めた。でも、すべき事を 済ませてからだと。 最後には、条件が無くなり、天国へ行くとの意志を表 明してくれた。そしてその1週間後、天に召されて行 った。 昨年暮れ頃、危篤になり、行ったり来たりした。 行くごとに、衰弱が進み、どんどん痩せて、痛みを訴 えた。ある時は、激痛が襲うようで、話もできない状 態だった。 心臓と血圧がまだやや落ち着いている。しかし、長く はないと言われた。年末の最後、救いの確認をして、 余りにも激痛を訴える母と一緒に祈った。 「救って下さったことを感謝します。天国へ連れて行 って下さい」 正月明け、深夜3時頃の急変だったので、最期を看取 れず、それが最後だった。 祈りの答えだった。一番美しい時に天国へ連れて行っ て下さったと、受け止めることができて、感謝した。 痛みがいっさい無い、幸せの中で、今イエス様と安ら いでいる事に感謝。 “けれども、私たちの国籍は天にあります” ピリピ3:20 これからも天に帰るまで、沢山の祈りの課題、失望し ないで、祈り続けることを励まして下さった。 by 多恵子